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AIソフト、デジカメ対応年賀状作成ソフトを発売

2000年09月11日 00時17分更新

文● 編集部 小磯大介

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エー・アイ・ソフト(株)は11日、デジタルカメラ対応年賀状作成ソフト『デジカメde!! 同時プリント4 年賀状パック』を発表した。価格は8800円。従来製品からのアップグレード版は4800円。10月13日に発売する。対応OSはWindows 95/98/Me/NT4.0/2000。

『デジカメde!! 同時プリント4 年賀状パック』。左側が通常版、右側がアップグレード版のパッケージ

同製品は、デジタルカメラで撮影した写真を加工し、年賀状に貼り付けて印刷できるソフト。撮影した画像を自動修正、補正してプリンターで印刷できる『デジカメde!! 同時プリント4』に、写真入り年賀状作成ソフト『デジカメde!!年賀状2001』を同梱したパッケージだ。2本のソフトがワンパッケージに入っている。CD-ROMの枚数は未定。

3ステップで年賀状作成

デジカメde!!年賀状2001は、取り込んだ写真画像を貼り付けるだけで、画像の位置・順序・回転・型抜きまでを自動でおこなう“インテリジェントフレーム”機能を搭載し、写真付きの年賀状を従来よりも簡単に作成できるのが特徴。明るさやコントラスト、彩度を変更したり、写真に混入したノイズを除去したり、朝夕/逆光などのエフェクトを加えたり、各社のプリンターごとに最適な色補正ができる機能“PhotoFAIR3(フォトフェアー3)”も備えている。写真に吹き出しをつける機能も追加された。

同製品では、“コースメニュー”というメイン画面で“はがき文面”を選んでから、スタイルの選択、レイアウトの選択、印刷の3ステップで年賀状を作成できる。その流れはこうだ。

(1)年賀状の全体的なイメージ(スタイル)を選択する
(2)写真のレイアウトや画像の配置/補正をおこなう
(3)印刷

はがきの両面を印刷するためには、この作業を2回繰り返す必要がある(コースメニューで“はがき宛名”を選んでから3ステップで宛名面を作成可能)。エー・アイ・ソフトによれば、流れに従っていくだけなので、速く、簡単に年賀状を作成したい初心者に向いているという。

(1)スタイル選択。ユーザーインターフェースは『デジカメde!! 同時プリント4』を踏襲している
(2)レイアウトと画像配置/補正。同社従来製品では文字バナーを作成するとき、別ウインドーが開いていたが、今回は通常ウインドーの中で操作できる。吹き出しなど、文字入力もここでおこなう
(3)最後に、何枚印刷するか選ぶ。住所録を読み出して枚数指定することもできる

また、デジカメde!! 年賀状2001では、eメールで年賀状を送信できる機能を搭載した。コースメニューから“E-Mail”を選ぶと、あとははがき文面と同じように3ステップでeメール年賀状を作成可能。印刷する代わりに、『Microsoft Outlook Express』『Becky! Internet Mail』『AL-Mail32』など、主要なメールソフトの名前をリストから選択すれば、JPEG形式でメールソフトへ直接添付できる。画像のサイズやJPEGの圧縮率をユーザーは自由に変更可能。もちろん、JPEGで出力して、リストにないメールソフトへ添付することも可能だ。

写真画像を貼り込むための“年賀状フレーム”約150点のほか、クリップアート約2000点、装飾用の風景写真約130点、背景画像約130点、例文約530点、フォント7書体を収録。住所録はCSVおよびJアドレスに対応しており、これまで利用していた住所録ファイルを同製品で利用できる。

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