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パイオニア、メール送受信に対応したコードレス留守番電話機を発売

2000年08月25日 20時55分更新

文● 編集部

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パイオニア(株)の関連会社であるパイオニアコミュニケーションズ(株)は24日、パソコンやiモード、PHSとのメール送受信に対応した、子機間通話が可能なコードレス留守番電話機を発売すると発表した。『TF-CVH74』『TF-CVH73』『TF-CV72』『TF-LVH54』『TF-LVH53』『TF-LV52』の6機種で、同社が'99年秋に発売した『TF-CVH34』『TF-CVH33』『TF-CV32』の後継に当たる。

『TV-CVH73』。親機と子機がメール送受信に対応する
『RV-LVH53』。子機のみがメール送受信に対応

“TF-CV”シリーズは親機と子機が、“TF-LV”シリーズは子機のみがメール送受信に対応。メール送受信には日本テレコム(株)の『スーパーACR2』(無料)を利用し、『でんわdeメール』(有料)の申し込みを行なう必要がある。メールは最大で全角116文字までを送信でき、290文字までの受信が可能。送信/受信文はそれぞれ20件分を保存できる。ただし、290文字を超えるメールに関してはそれ以降の文章は削除され、同時に、一度受信したメールはサーバーから削除される。

TF-CV/LVシリーズ双方とも子機と子機で話ができる“子機間通話”機能と、声によってすべての親機や子機へ一斉に呼びかけて電話の取り次ぎや内線通話ができる“呼びかけ内線”機能を搭載。親機の電話帳(最大100件まで登録可能)に登録してある人の名前に続けて「ダイアル」と言うだけで電話をかけられる“声でダイアル”機能も持つ。また、TF-CVシリーズの親機には大型の液晶を装備しており、メールや電話帳の文字情報を従来機種よりも読みやすくなったという。

サイズはTF-CVシリーズの親機が幅180×奥行き222×高さ99mm(アンテナ除く)、TF-LVシリーズは親機が幅180×奥行き196×高さ85mm(アンテナ除く)。子機と子機用の充電器は両シリーズとも共通で、子機が幅48×奥行き47×高さ184mm、子機用の充電器が幅64×奥行き102mm×高さ98mmとなる。重量はTF-CVシリーズの親機が約760g、TF-LVシリーズの親機が約700g。子機は約180gで、充電器は約80g。子機の連続通話時間は約9時間で待ち受け時間は約200時間、充電時間は約10時間。色は両シリーズ、親機、子機ともにライトシルバー。

価格は親機1台と子機3台付きのTF-CVH74とTF-LVH54がそれぞれ5万9000円と5万円、親機1台と子機2台付きのTF-CVH73とTF-LVH53がそれぞれ4万3000円と3万6000円となり親機1台と子機1台のTF-CV72、TF-LV52はともにオープンプライスとなる。発売日はTF-CVシリーズ3製品が9月1日、TF-LVシリーズが9月25日。

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