【AOUショー'99レポートVol.2】タイトー、コナミ、ナムコなどのブースを紹介

1999年02月17日 00時00分更新

文● 報道局　原武士

　千葉県・幕張メッセの1～3ホールで開催中の“AOU1999 AMUSEMENT EXPO”から、(株)タイトー、コナミ(株)、(株)ナムコの出展物を中心に紹介する。

タイトー、今度はラジコン『RCでGO!』

　タイトーのブースでは『G NET』システムを採用したRC(ラジオコントロールカー)操作シミュレーションゲーム『RCでGO!』が展示されている。筐体にはホイール式のプロポ型専用コントローラーがつながっており、左手のガングリップ部のアクセルと、右手のステアリングホイールを使用して画面中のRCを操作する。コースはオンロード、オフロードなど5つを用意。ちなみに“ラジコン”はタイトーの登録商標ではないため、製品名は“アールシーでゴー！”と読む。


コントローラーの持ち方でプレイヤーの腕っ節がうかがえる

　これ以外の『G NET』採用ゲームとしては、おなじみ『パズルボブル』の最新版となる『スーパーパズルボブル』。囲碁や将棋といったテーブルゲームを集めた(株)サクセスの『おてなみ拝見』が展示されていた。G NET採用メーカーについては、まだ公開していないという。


新フィーチャーとして“でカバぶる”や“チビバブル”が加わった。バブルを崩壊させろ

　『BATTLE GEAR(バトルギア)』は、本田自動車工業のインテグラType-R』など、国産メーカーのクルマ21車種を運転できるレースゲーム。難易度別に4つのコースが用意され、最大4人までの通信対戦が楽しめる。各コースで1位になったドライバーのデータを記憶し、タイムアタックモードでゴーストカーとして出場させるというフィーチャーもある。

コナミでは音ゲーが炸裂。異機種でのセッションも

　コナミのブースには、音楽系ゲームの大型筐体が目白押しだ。注目度の高いダンスゲーム『ダンスダンスレボリューション 2ndMIX』(DDR2)をはじめ、定番DJゲームの新型『ビートマニアII DX』、楽器演奏を楽しめる『ギターフリークス』や『ドラムマニア』、『ポップンミュージック2』などが展示されている。


ゲームセンターではまだあまり見かけないが、踊っている人は揃ってうまかった

　『ギターフリークス』は、入力デバイスにギター型の専用コントローラーが用意されている。コントローラーは軽いが、ネック部分がブ厚くて握りにくい。左手側にはボタンが3つ用意され、右手側にあるスロット式のコントローラーを使って演奏する。ギターを急に傾けることで音にエフェクトを掛けることができ、画面に表示される記号通りにプレーを楽しむ。


ボタンを押して弦を弾くといった感じ。見た目以上に演奏しやすい

　『ドラムマニア』にはハイハット、スネア、タム2つ、バスドラ、トップシンバルという6つの入力が用意されており、シンセドラムに劣らない構成となっている。演奏は他のゲームと同様、音にあわせてドラムセットをプレーするというもの。


連打の多い曲を演奏すると結構疲れる、しかし楽しい。楽しすぎ

　コナミでは、2種類のゲームを通信で繋いで同じ曲をプレーする“セッションプレー”を出展。ビートマニア II DXとDDR2、ドラムマニアとギターフリークのセッションを実演していた。新しい曲も用意され、はまるユーザーが続出しそうだ。

ナムコ、UFOキャッチャーのぬいぐるみや、音楽系のゲームを展示

　ナムコのブースには、ニューモデルの大型筐体が目白押し。『500GP』は、3Dで再現されたバイクを運転するバイクレースゲーム。『Submerines(サブマリンズ)』は潜望鏡型のステレオスピーカーを備えたゴーグル型コントローラーを使用する3Dシューティングゲーム。『Jumping groove(ジャンピンググルーブ)』は音と連動する光にあわせてジャンプするというもの。『BALANCE TRY(バランストライ)』スケートボード状の不安定な台に乗り、バランス感覚を測定するゲーム。『FINAL FURLONG2』は、人気3D競馬ゲームの続編。