(株)日立製作所と米イントラネッツ社、イントラネッツ(株)は26日、eコマース事業において業務提携することで合意したと発表した。提携と同時に日立は、イントラネッツ(株)の発行済み株式の約3割を取得する。
この提携により日立は、イントラネッツが提供しているイントラネット関連サービスを、eコマース構築において利用していく考えだ。
日立の家電系販社および系列販売店間のネットワーク“CK-net”を9月中旬にも構築するほか、10月に開始予定となっている従業員向け福利厚生のASPサービス“日立e-CafeteeriaPlans.com”での利用が予定されている。
また、イントラネッツ(株)は今後、日立グループの技術開発力を活かし、スケジュール管理や掲示板などを提供している無料イントラネットサービスにモバイル対応や機能拡張を行なうという。そして平成15年(2003年)には、200万ユーザーを獲得したいとしている。