米マイクロソフトは18日(現地時間)、2000年度(2000年6月30日締め)の決算を発表した。同期の売上高は229億6000万ドル(約2兆4800億円)で、前年度の197億5000万ドルから16パーセント増加し、初めて200億ドルの大台を突破した。また、純利益は94億2000万ドル(約1兆170億円)で、売上高利益率は実に41パーセントという高水準を記録した。
同時に発表された2000年第4四半期(4月~6月)の決算では、売上高が5800億ドル、純利益が2410億ドルを記録した。こちらは前年同期に比べ、純利益こそ約9.5パーセント伸びたものの、売上高は0.7パーセントの微増に留まっている。
同社では売上が伸びた要因として、アジア地区における景気の回復が寄与したとしている。また、日本ではISPサービスの中止が発表されたMSNに関しても、米国では契約者数が20パーセント増の300万人を突破し、好調を維持したという。今後はWindows 2000 SQL ServerやExchange Server 2000など、サーバー関連製品の売上が伸張すると同社では予測している。