米パーム社は27日(現地時間)、米ニューヨークで開催中の“PC EXPO
2000”において、同社が提供する『Palm OS』の機能を拡張すると発表した。
Palm OSでは今後、松下電器産業(株)、(株)東芝、米サンディスク社の3社が開発した著作権保護機能付メモリーカードの“SDメモリーカード”や、ソニーの“メモリースティック”、コンパクトフラッシュといった各種メモリーをサポートする。また、米ハンドスプリング社の開発した拡張スロット“Springboard
Slot”に対応するほか、Palmデバイス向けの拡張オプションカードなどもサポートされる。
今回の機能拡張は、電子ブックやMP3ファイルといったマルチメディアコンテンツをはじめ、Bluetooth対応の無線カードなど、デバイスの将来的な機能拡張を見据えたもの。Palm
OSのライセンスを受ける企業は、これらの技術をすべて利用できるという。