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米インテル、Linux採用の家庭用インターネット専用端末『Dot.Station』を発表

2000年06月23日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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米インテル社は22日(現地時間)、家庭向けのインターネット専用端末『Intel Dot.Station web appliance』を発表した。Dot.Stationは、プロセッサーにCeleron、OSにLinuxを採用した製品で、ウェブブラウジング、電子メール、電話、スケジュール管理の機能を持つ。インテルは直接販売を行なわず、全世界のサービスプロバイダーを通じて、各社のサービスと共に提供される。この製品は、1月の“International CES 2000”などで今年夏のリリースを明らかにしていたもの。

『Intel Dot.Station web appliance』
『Intel Dot.Station web appliance』



Dot.Stationには、遠隔管理機能“Intel System Management”が搭載されており、サービスプロバイダーが、ネットワークを通じて、ソフトウェアのアップグレードなどのシステム管理を行なえるという。このため、家庭のユーザーはシステムのメンテナンスをする必要がない。インテルが想定しているサービスプロバイダーとしては、Eコマース関連企業、銀行、ISP(Internet Service Provider)、通信事業者を挙げている。各社は管理ツールを使うことで、コストを抑えながら高いサービスを提供できるとしている。

Dot.Stationの詳しいスペックについて、インテルでは、サービスプロバイダーによって仕様が異なるとしているが、プロセッサーはCeleron(クロックは仕様により異なる)、OSはLinux(ディストリビューションについては未公開)で、OSは内蔵のHDDにインストールされている。

実際の製品は、サービスプロバイダーから提供されるが、OEMではなく、インテルブランドがついた製品として提供されるとしている。International CES 2000では、ascii24編集部の取材に対して、「日本ではNECがBIGLOBEを通じて夏にサービスを提供する」としていた。この件についてインテル(株)の広報部では、「現時点で、世界においても日本においても複数のサービスプロバイダーと交渉中で、社名などは明らかにできない」としている。また、サービス開始の時期についても「年内には開始されるとしか言えない」としている。

また日本電気(株)広報部では、「インテルのWeb Appliance製品の日本語化について協力は行なっている。現時点でこの製品を使った具体的な提供計画はなく、少なくともすぐに何らかの発表をする予定はない」としている。

1月に開催されたInternational CES 2000のインテルブースで公開されていたWeb Appliance1月に開催されたInternational CES 2000のインテルブースで公開されていたWeb Appliance

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