(株)クセロは15日、コニカ(株)と共同開発したドキュメントハンドリングソフト『ePware
Ver.1.0』を7月7日に発売すると発表した。価格は2万9800円。対応OSはWindows
95/98/NT 4.0(SP5以降)/2000。『Adobe Acrobat 4.05日本語版』が必要。
PDF形式でデータベースを作成し、複数の検索キーワードを使ったAND/OR検索や、検索結果に含まれる文書を対象とした絞込検索も行なえる |
全文検索の結果 |
同ソフトは、データファイルや、イメージスキャナーから取込んだ画像データをPDFファイルに変換することにより、全データの一元管理を可能にするもの。文書データベースには、オリジナルファイルと変換されたPDFファイルの両方が登録される。オリジナルファイルを更新すると、対応するPDFファイルの内容も更新される。文書データベースに登録された複数の文書に対して、全文検索を行なえる。文書ページはサムネイル表示が可能。これにより、ページの概観を確認しながら、複数の文書から必要なページを抜き出して新しい文書を作成したり、不要ページの削除やページの順番の変更なども行なえる。ページの向きを90度単位で回転することもできる。
“ワークパレット”機能を利用すれば、PDFファイルをページ単位で操作できる |
紙文書を画像ファイルとして取り込むために、TWAIN対応のイメージスキャナーを同ソフトから制御できる。OCR(光学文字認識)機能を使用して、テキスト情報も同時に取り扱える。コニカの『KONICA
Sitios』シリーズと組み合わせて使用することにより、紙文書の入力/編集から出力までの処理をシームレスに行なうことができるという。
デモ版の配付をftp://ePware:ePware@211.0.24.50/ePware_DEMO/において20日から開始する予定。