バンダイブースでは、先日発表した猫型ペットロボット『BN-1』をはじめ、さまざまなコミュニケーションロボットなど、デジタル玩具を多数展示している。
来場者の注目を集める『BN-1』(写真左)。デザインのバリエーションモデルも展示されている(写真右) |
小型ペットロボット『BN-2』 |
『BN-2』は、机の上で気軽に飼える小型のペットロボット。動き回る様子を楽しむ観賞用ペットロボットで、実在のペットでいえばハムスター的存在。BN-1と同様の光フェロモンセンサー、赤外線対物センサー、障害物に触れると避けて動く触覚センサー、明るさセンサーを内蔵する。PCを使ってBN-2の動きをプログラミングできるほか、内蔵スピーカーで鳴き声を電子音で表現できる。電源はニカドバッテリーで充電式。
参考出展のロボット『PATATA』は、10数種類のサーボモーターを頭部に集中搭載し、喜怒哀楽といった細やかな表情を表現できる。音声認識機能と発声機能を搭載しており、人間の言葉を話す。学習能力を持ったAIも内蔵しており、ユーザーとのコミュニケーションによって成長していくという。
参考出展の『PATATA』。その名の通り、耳やしっぽがぱたぱた動く |
ワンダースワンの周辺機器ロボットも登場
6足歩行ロボット『ワンダーボーグ』 |
『ワンダーボーグ』は、ワンダースワンの周辺機器である自律型歩行ロボット。ワンダースワン専用ソフト『ロボットワークス』で、ワンダーボーグの動作パターンをプログラミングし、赤外線通信でそのプログラムをワンダーボーグにダウンロードできる。ワンダーボーグは、本体に赤外線センサー、明るさセンサー、光フェロモンセンサー、体内時計センサーを内蔵しており、周囲の状況を感知しながら、自身の判断で動き回る。今夏発売で価格は1万円前後。
ワンダースワン用インターネット接続キット『ワンダーゲート』 |
ワンダースワン用のインターネット接続キット『ワンダーゲート』が、NTTドコモから今春発売されることが決定した。ワンダーゲートをワンダースワンに装備することで、ワンダースワン画面上でウェブブラウザーや電子メールを利用できる。近々NTTドコモから正式発表されるという。また、ワンダーゲート対応ソフトとして、対戦型ゲーム『ポケットファイター』が4月6日に、『トリプルパズル
ゲートでゲット!!』と『SWANでクイズ! 右脳に挑戦!』が6月下旬にそれぞれ発売される。ポケットファイターは、キャラクターカードを専用ウェブサイトからダウンロード可能で、全国50位までのランキングも表示できる。
おしゃべりする人形『プリモプエル』の新製品、『まばたきプエル』(写真左)と『おでかけコプエル』(写真右) |
“はじめての男の子”『プリモプエル』の新製品『まばたきプエル』と『おでかけコプエル』。まばたきプエルは、目の前で拍手をしたり話し掛けたりすると、音に反応してまばたきをしながら10種類の言葉をしゃべる。5月下旬発売で、価格は1980円。おでかけコプエルは、バッグに入れて持ち歩けるサイズ。万歩計センサーがついており、長く歩くと「疲れた」などと言ったりするという。また、別のおでかけコプエルに会うと反応し会話をする機能も搭載する。7月発売で価格は2980円。
写真右から、先日発表されたデジタルカメラ『c@mail』、参考出展のインターネットビデオカメラ『Chat.cam』、MP3プレイヤー『COOL
SOUND』。Chat.camは、USBケーブル経由でPCに接続でき、ビデオメールや画像でのチャットを楽しめるカメラ。7月発売で、価格は7800円。COOL
SOUNDは、PCからMP3データをダウンロードできる携帯型MP3プレイヤー。価格発売日は未定。