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アンダーセンとマイクロソフト、Windows 2000ベースのソリューション提供でジョイントベンチャー“アヴァナード”を設立

2000年03月14日 00時00分更新

文● 編集部

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米アンダーセン コンサルティング社と米マイクロソフト社は13日(現地時間)、顧客企業のニーズへの対応を目的とする協定を締結したと発表した。締結した協定の主な内容は、ジョイントベンチャー企業“アヴァナード(Avanade)”の設立、アンダーセン コンサルティング内に新組織設立など。

両社により設立されるアヴァナードは、シアトル地域に本部を置き、最高経営責任者には、アンダーセン コンサルティングのパートナー、ミッチェル・C・ヒル(Mitchell C Hill)氏が就任予定。同社は、Windows 2000プラットフォームをベースとする各種インターネットおよびテクニカルサービスを提供し、再利用可能なeコマースアプリケーションの開発、Windows DNAの開発、データセンターコンサルティングサービスなどを専門領域とする。

またアヴァナードは、今後24か月以内にマイクロソフト製品に関する技術者を3000名以上雇用し、18か月以内にシアトルのほか、サンフランシスコ、ダラス、ニューヨーク、パリ、ロンドン、シドニー、サンパウロ、シンガポールに事務所を開設する予定。将来は、株式の公開も計画しているという。
提携拡大の一環として、アンダーセン コンサルティングでは、Windows 2000プラットフォーム上の特定業界向けソリューションをサポートする専門組織“マイクロソフト・ソリューションズ・オーガニゼーション”を同社内に設立する。同組織は、マイクロソフトの技術および製品に関する専門スタッフ3000名により構成され、エンタープライズソリューションの提供などを目的とする“マイクロソフト・ソリューションセンター”を8か所設立するとしている。

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