米アップルコンピュータ社の発表によると現地時間の8日、米カリフォルニア州サンノゼ連邦地裁が韓国の大宇社および米eMachines社に対し、2社が製造する『iMac』のデザインに酷似したWindowsパソコンの世界市場における製造・販売を差し止める命令を下した。
問題となったマシンは、大宇社の『E-Power』と、eMachines社の『eOne』。アップルは昨年夏に『iMac』のデザインを盗用したとして連邦地裁に提訴、出荷停止を求めていた。今回連邦地裁は、大宇グループが出資する米Future
Power社に対しても、同様の命令を下している。
なお、eMachines社は、韓国のTrigem Computer社、Korea Data Systems社による合弁企業。この2社と提携関係にある(株)ソーテックも、『e-one』の名前で同様のWindowsパソコンを発表していた。アップルは、これについても同様の提訴を東京地裁に行ない、今年1月に和解が成立している。