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米連邦地裁、『iMac』デザイン模倣で大宇とeMachinesに対し製造・販売の差し止め命令

2000年03月09日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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米アップルコンピュータ社の発表によると現地時間の8日、米カリフォルニア州サンノゼ連邦地裁が韓国の大宇社および米eMachines社に対し、2社が製造する『iMac』のデザインに酷似したWindowsパソコンの世界市場における製造・販売を差し止める命令を下した。

問題となったマシンは、大宇社の『E-Power』と、eMachines社の『eOne』。アップルは昨年夏に『iMac』のデザインを盗用したとして連邦地裁に提訴、出荷停止を求めていた。今回連邦地裁は、大宇グループが出資する米Future Power社に対しても、同様の命令を下している。

なお、eMachines社は、韓国のTrigem Computer社、Korea Data Systems社による合弁企業。この2社と提携関係にある(株)ソーテックも、『e-one』の名前で同様のWindowsパソコンを発表していた。アップルは、これについても同様の提訴を東京地裁に行ない、今年1月に和解が成立している。

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