カノープス(株)は7日、ノンリニア編集ワークステーション『REXCEED(レクシード)-M600』を3月中旬に発売すると発表した。これは、同社製のリアルタイムノンリニアDV編集システム『DVRex-RT』を、日本IBM(株)製のワークステーション『IBM
IntelliStation』に組み込んだ製品。
『REXCEED-M600』 |
ベースとなるパソコンは、Pentium III-600MHz Dual CPU、256MBのRDRAMメモリー、2ドライブのハードディスク(13.5GBのUltra-ATA/66対応HDDと20.1GBのUltra-ATA/66対応HDD)を搭載する。OSはWindows
NT 4.0
日本語版。これに、キャプチャーとノンリニア編集を行なうシステム『DVRex-RT』、グラフィックアクセラレーター&3Dトランジションプラグインの『DVXPLODE』といったハードウェアが組み込まれる。本体のサイズは幅200×奥行き460×高さ492mmで、重さは20.5kg。消費電力は標準で113.6W、最大は210.5W以下。
ソフトウェアはデジタル編集ソフトの『RexEdit』、DVテープのサムネール作成ソフト『RexNavi』、ビデオキャプチャー・再生ソフト『RexVideo』のほか、3Dテキスト&アニメーション作成ツール『Ulead
COOL 3D SE』や日本語フォント40書体が付属する。価格は150万円。オプションとして、IBM製のCRTやTFT液晶ディスプレー、米BOSE社製のスピーカーなども用意される。