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インプライズ、リレーショナルデータベース管理システム『InterBase 5.6』のWindows版とLinux版を発売

2000年02月10日 00時00分更新

文● 編集部

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インプライズ(株)は9日、リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)の新バージョン『InterBase 5.6 for Windows 95 and Windows NT』と『InterBase 5.6 for Linux』を3月2日に発売すると発表した。これは、データベース管理者を必要としない、業務システムや、各種業種向けシステムの商用アプリケーション、各種専用ハードウェアの組み込みデータベースエンジンとして利用できるリレーショナルデータベースソフト。今回のバージョンアップでは、Windows版とLinux版とでデータベースの互換性を高め、ファイル転送のみで、両プラットフォームの相互運用を実現できるようにしたという。Java2に対応した100%Pure JavaのJDBCドライバー“InterCilent 1.51”を提供することで、『JBuilder』をはじめとするJava2対応の開発ツールとの親和性も高いという。
Windows版を商用アプリケーションの組み込みデータベースエンジンとして利用するユーザー向けに必要な技術情報を提供する『InterBase 5.6 for Windows 95 and Windows NT Distributed Kit』と、再配布用のライセンス『同 ライセンスパック』を用意する。価格はどちらも、1サーバーライセンスと4セッションまで接続可能な1クライアントライセンスがついて4万9800円。スタンドアロン環境で使用するユーザーには『Local InterBase 5.6 for Windows 95 and Windows NT』を用意する。これはライセンスによってローカル環境での使用を制限する以外は通常版と同じ。マルチユーザー環境へ移行する場合は、ライセンスを購入するだけで移行できる。価格は1万9800円。対応OSはWindows 95/98/NT4.0。
『InterBase 5.6 for Linux』は、RedHat Linux 6.1 日本語版とLASER 5 Linux 6.0に対応しており、価格は4万9800円。

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