(株)マジックアワーは7日、3次元CADソフト『パワースケッチ Ver.1.2』を、9月1日に発売すると発表した。企業向けに100ライセンスをパックにした“コーポレートライセンス版”で9万8000円という低価格が特徴。個人ユーザー向けに“パーソナルライセンス版”も用意しており、こちらは2ライセンスで5万8000円となっている。いずれも出荷は9月下旬を予定しているという。
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)を同社が独自に拡張した“ダイナミックラジオシティ”機能を搭載する。同機能を利用することで、光源の位置や光量を調節できる。
ダイナミックラジオシティ機能により、壁と天井の接点に光源を配した例 |
プログラミングはすべてオブジェクト指向の言語で記述されており、部品の設計変更をオブジェクト単位で行なえる。家具やキッチンなどの部品やサンプル間取りなどのデータを、約2500点収録している。また、他のCADツールなどで作成した部品をパワースケッチに登録して使用することも可能となっている。
同社では発売後、毎月20点程度のペースでサンプルデータの追加を予定しており、ソフトの購入者に対しては同社ウェブサイトからの無償ダウンロードで提供するという。
壁で囲まれた空間は“部屋”として認識され、天井や床が自動生成されるように設定できる機能や、壁や柱の交差した部分を自動的に接続、切断する機能などを搭載する。
対応OSはWindows 98/95/NT4.0となる。同社では、発売を記念してパーソナルライセンス版を、10月30日まで2万9000円で販売するキャンペーンを実施する。