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インテルとHP、IA-64の命令セットアーキテクチャーを公開

1999年05月27日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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米インテル社と米ヒューレット・パッカード社(HP)は26日(現地時間)、次世代サーバー/ワークステーション向けプロセッサーのコアとなるIntel Architecture-64(IA-64)の命令セットアーキテクチャー“IA-64 Application Instruction Set Architecture Guide”(IA-64 AIG)を、開発者向けに公開した。

IA-64 AIGには、同アーキテクチャーを採用したプロセッサー向けのアプリケーション命令セット、アーキテクチャーの詳細内容、プログラミングモデルなどが記述されている。両社のウェブサイトからダウンロードできる。

IA-64はEPIC(Explicitly Parallel Instruction Computing)テクノロジー(*)をベースに、インテルとHPが共同で開発した64bit ISA(Instruction Set Architecture)を採用するアークテクチャー。インテルは、同アーキテクチャーを採用した最初のプロセッサー『Merced』(マーセッド:開発コード)を2000年にリリースすると表明している。

注)EPIC:和訳は明示的並列命令コンピューティング技術。インテルが提唱する、スペキュレイティブ実行、条件タグ付き命令、明示的並列実行といった技術を組み合わせることで、より高い並列実行性やスケーラビリティを実現するというテクノロジー。

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