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米TurboLinuxが、“Linux-SNA接続技術”をオープンソース化へ

1999年12月15日 00時00分更新

文● 高柳政弘

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 ターボリナックス ジャパン(株)は15日、親会社の米TurboLinuxがIBMのメインフレームシステムにLinuxシステムを統合する技術である“Linux-SNA接続技術”をオープンソース化することを発表した。この技術は、IBMのメインフレームのシステムネットワーク“SNA”とLinuxシステムをTCP/IPで接続するというもの。これにより、メインフレームのシステムにおいても、サーバやクライアントにLinuxとも互換性をもつという。

 なお、同技術は、Linuxのカーネル2.3.21で開発されており、「Microsoft SNA Server」や「IBM eNetwork Communications Server」と接続が可能となる。

 オープンソース化する主なものは以下のとおり。これらはIntelベースのLinux上で動作する。

  • New Low Level LLC Layer
  • New Token Ring drivers
  • ESCON and Bus/Tag channel support
  • Advanced API support for SNA
  • high performance routing

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