メディアラボ(株)から、Linux MLD 4(Linux Media Lab. Distribution Release 4)が発売された。
同製品は、FAT FileSystemへのインストールや、インストール時にWindows 95/98のレジストリの情報を利用するなど、Linux Distributionとしては独自の道を歩んできた「Linux Media Lab. Distribution」の新しいバージョン。 (※1)
※1 (注)PC-98シリーズには対応していません「Linux MLD 4」の特徴として、
- FATへのインストールでも、ext2に迫る処理速度を実現
- インストールはコンパクト版と標準版の2タイプ
- MLDの特長だったノートパソコン対応をさらに充実
- Linuxカーネル2.2の特長であるFM/TV機能、USB機器の利用にいち早く対応
などがあげられるが、これらは従来の機能の改良と共に、kernel(2.2.12)、X Window System(XFree86 3.3.5-XTT)をアップデートしたものといえる。
動作環境
- CPU: Pentium以上を搭載し、Windows95/98が動作するPC/AT互換機
- メモリ: 16MB以上(推奨64MB以上)
- HDD空き容量: 250MB以上(圧縮されたドライブは不可)
- ビデオ: 解像度640×480以上、表示色256色以上