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プラネックスコミュニケーションズが小型Linuxサーバを発表

1999年11月26日 11時18分更新

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 プラネックスコミュニケーションズ(株)は、11月下旬よりOSにLinuxを採用したコンパクトサーバ「PLASMA2000」を発売する。価格はオープンプライスで、市場参考価格を12万8000円としている。

PLASMA2000電話帳大の小型Linuxサーバ、PLASMA2000。

 PLASMA2000は、インターネット、イントラネットの両方に対応した各種サーバ機能を備え、それらの機能をWebブラウザから行なう「PLASMA」というユーティリティを備えている。PLASMAは各種設定のバックアップも可能となっており、トラブルが発生した際にも設定をリストアすることができる。

PLASMA
PLASMAの設定画面。必要なシステム、ネットワーク設定はWebブラウザから行なうことができる

ハードウェア仕様

  • CPU: Cyrix MediaGX-133MHz
  • メモリ: 64MB
  • ハードディスク: 4GB
  • ビデオコネクタ: D-sub15ピン×1
  • キーボードコネクタ: PS/2ミニDIN6ピン×1
  • マウスコネクタ: PS/2ミニDIN6ピン×1
  • ネットワーク: 10BASE-T RJ-45×1
  • シリアル: RS-232C D-sub9ピン
  • パラレル: D-sub25ピン×1
  • 外形寸法: 290W×225D×53H

ソフトウェア仕様

  • ディストリビューション: Red Hat Linux 6.0
  • WWWサーバ: apache 1.3.6
  • DNSサーバ: BIND 8.2
  • FTPサーバ: ftpd 0.10
  • メールサーバ: qmail 1.03
  • DHCPサーバ: dhcpd2.0B1PL6
  • PPP: PPP2.3.7
  • Windowsファイル共有: samba 2.0.5A
  • Macファイル共有: NetaTalk 1.4B2 + ASUN2.1.3
  • IPマスカレード
  • ファイヤウォール

 このように小型で安価、かつ設定が簡単という特徴を持ったLinuxサーバは、今年の中頃から相次いで発表されている。安価なサーバという分野の製品において、LinuxはOSの料金がかからず、ネットワークにも強いという大きなメリットがある、ということだろう。

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