このページの本文へ

Phat Linux続報: 開発者は15才?

1999年08月10日 22時52分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 先日おつたえしたPhat Linuxについてメールで問い合わせを行い、開発者の1人であるCameron Cooper氏から答えをいただいた。質問と答は以下のとおり:

[日刊アスキーLinux] Phat Linuxはどのディストリビューションをベースとしているのですか?
[Cooper氏] Red hat 6.0がベースになっています。その理由は、インストールしたいクールなRPMパッケージをサポートできるからです。
[日刊アスキー] Phat LinuxのCD-ROMは日本からでも購入できますか?
[Cooper氏] もちろん。
[日刊アスキー] 開発者お2人はどちらも15才だと聞きましたが、本当でしょうか?
[Cooper氏] そう。ぼくもぼくの開発パートナーも、本当に15才ですよ。高校生です。ぼくたちがPhat Linuxを始めたのは、それが面白かったからです。
[A] パーティションを切り直さなければならないせいで、ユーザーの多くがLinuxを試せないということを分かってます。Phat Linuxをリリースで、もっともっとたくさんのユーザーにLinuxを使ってほしいんです。

 Phat Linuxに限らず、Linux関係には意外と高校生がいる。たとえばGreen Frog Linuxディストリビューション(※1)を開発しているAustin Kurahone氏は16才だ。

※1 ディストリビューション全体がtarで固められていて、インストールはアーカイブを展開、あとは自分で設定ファイルを書き替えるという、ホネのあるディストリビューション。Richard Gooch氏によるdevfsパッチを当てたカーネルを提供するなど、見るところは多い。

カテゴリートップへ