このページの本文へ

どんな人が見に来てくれたかな

1999年07月05日 12時08分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日刊アスキー編集長の原 哲哉です。「日刊アスキーLinux」をスタートさせて、すでに4日が経ちました。

アクセスログを見てまず驚いたのは、世界中の国々からのアクセスがあったことでしょう。圧倒的に多いのはもちろん日本国内ですが、米国、台湾、フランス、スイス、ドイツ、オーストラリア、カナダ、ベルギー、イギリス、トンガ、ウルグアイ、ニュージーランド、シンガポール、香港、イタリア、デンマーク、韓国、タイ、中国、ルーマニア、マレーシア、ニカラグアなどの国々の方々がサイトを訪れてくれています。中には「USA Military」なんてのもあります。「インターネットなんだから当たり前じゃぁないか」と仰るかもしれませんが、素直に喜んでいるのです。

では、コンテンツの中で何が一番人気かというと、やはりダントツで「ニュース」でした。「ニュース」は、編集部の紅一点「クミポン」こと清水久美子が、家にも帰らず床で寝て頑張って作っているコーナーです(あぁ、まだ24歳なのに、若い身空で)。次に人気のコーナーは「ALL ASCII Linux ISSUE」の中の「Linux Magazine No.1」でした。編集の都合上、PDFファイルでの提供となったのですが、その巨大さにもめげずファイルをバキバキとダウンロードしていただきました。「ALL ASCII Linux ISSUE」の中では、「月刊アスキー」「月刊アスキーNT」も大人気です。

「うんうん、当初の思惑どおりにアクセスしてくれているぞ!」などと言っていたのは最初の1日だけ。なんと「ASCII Glossary Help for Linux」が登場した瞬間、1位の座をあっけなく明け渡したのでした。具体的なアクセス数は企業秘密で公表できませんが、1日あたりのアクセス数が、前身である「Linux通信」の時の「なんと8倍」にもなっています。本当にありがとうございます。毎日チェックしていただけるサイトを目指して、スタッフ一同、床に寝て頑張ります。

では、どのようなユーザーの方が訪れているかというと、圧倒的多数を企業ユーザーの方が占めているのです。Linuxへの関心の高さが伺えます。具体的な会社名は差し控えさせていただきますが、健さんやサザエさん、中山美穂さん、目と蜂、「この樹なんの樹気になる樹!」、女子サッカーは根岸監督と言えば、もうお分かりでしょう。おっと、ライバルの新聞社の名前まであるぞ。ものすごいアクセス数だ。ありがとう。

といったわけで、コラムの第1回は、サイトを作っている側から見た状況を簡単にまとめてみましたが、最後にお待たせしました、ブラウザの種別です。ご想像どおり、大多数を「Windows 95/98上のInternet Explorer 5.0」と「Internet Explorer 4.0」が占めています。もちろんみなさんは、Linuxでサーバを構築していて、会社で支給されたクライアントマシンでアクセスしているのだと思います。「Netscape」も大健闘しているのですが、目立ったのは「Internet Ninja」でした!

最後に、編集部に読者から初のメールが届きました。「愛用しているMacintoshでは本文の文字の大きさが小さくて読みにくい」と指摘していただいた宮武伸裕様には、私の独断と偏見で「Linux Magazine」の最新号をお送りいたします。

ぜひ、みなさんもご意見ご希望をお寄せください。お待ちしております。

それでは、また。

(原 哲哉)

原 哲哉/はら てつや

プロフィール
月刊インターネットアスキー編集長、月刊アスキーNT編集長を経て、現在日刊アスキー編集長。Microsoft Systems Journal日本語版(MSJ)とMicrosoft Internet Developer日本語版(MIND)編集長を兼任。たまにできる空き時間は推理小説とCDをごっそり買い込んで堪能し、ごくまれにやってくる休日には、連載の原稿を書く、Windows 1.0からのユーザー。

カテゴリートップへ