このページの本文へ

フォント選びが楽しくなる!IDEOが作ったフォントマップがすばらしい!

2017年06月06日 23時00分更新

文●Daniel Schwarz

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷
まるでGoogleマップを操作するような感覚でフォントを探せる! IDEOが作ったツールなら、希望のGoogleフォントを目で見てすぐに見つけられます。

Google Fontsでは、サイトに簡単に埋め込める多種多様なWebフォントが提供されています。正確には818種類もあるのです。818種類の中からどうやって選べはよいのでしょう? 条件検索でセリフ、サンセリフ、ディスプレイフォント(見出し文字用フォント)、手書き調、モノスペースなど絞り込んでも、たいていは希望と違うフォントのリストをかき分けて探さなければ理想のフォントにたどり着きません。フォント選びには時間がかかりますね。

そこでIDEOフォントマップを紹介します。かしこい機械学習で、デジタルの地図の上に字形が似たフォント(Googleフォント)を分類します。Googleフォントと比べて、IDEOフォントマップを使う利点がを見ていきます。

IDEO Font Map

チャートの中から探せる

Googleフォント VS IDEOフォントマップ

Googleフォントは気持ち良いくらいすっきりしたUIで心地よいのですが、検索結果の並びがランダムなので、「完璧な」フォントを探すのに非常に時間がかかります。しかも直線的にスクロールして順番に探すしか方法はありません。欲しいフォントが見つかるまでひたすらスクロールし続けて、希望に近いフォントを見つけても、「似たフォントを探す」機能はありません。

これでは効率が良くありません。

Google Fonts screenshot

IDEOフォントマップは機械学習を活用して、あるフォントとほかのフォントを視覚的に区別し、デジタルキャンバス(昔の手書きのキャンバスを思い出させますね)に選び抜いたフォントを表示します。

IDEO Font Map vs. vintage hand-drawn map

ある国の地図だと考えてください。フォントのサンプルはそこに住む人びとです。別の土地へと旅をするごとに、地元の方言が微妙に変わってきます。この例で方言は「字形の違い」です。

南西地方には洗練されたセリフ体が住んでおり、南東地方にはモダンなサンセリフ体が住んでいます。北方へ旅をすれば、フォントはやや粗削りなものになります。北西に行けば、気まぐれな手書きフォントがあり、北東にはヘンテコなディスプレイフォントがあります。

おもしろい洞察:フォントは同時にセリフとサンセリフにはなれない(対立する概念である)ため、フォントマップの中央は空白になります。

完璧なフォントを追求する冒険

まずはフォントマップをざっと眺めて、希望の字体に近いものを探します(あるいはすでに心当たりがあるなら左の検索窓にフォント名を入力します)。次に、その周辺にあるフォントから、似たフォントの中で少しでも良いものを選びます。この手順を繰り返すことで探し求めていたフォントに近づいていくはずです。

Choosing fonts with IDEO Font Map

ヒント:フォントを選んだ際、左のサイドバーにはフォント名とサンプル文字(lorem ipsum)と合わせて「Similar Fonts」(似たフォント)が表示されます。

最後に

Googleフォントでは、スクロールしながら最高のものが見つかるよう祈るのみでしたが、このIDEOフォントマップなら、フォントを探すための道筋(文字通りの「地図」)が得られます。最終的な結果は同じでも、フォントマップはより早くフォントを見つける助けになるかもしれません。

(原文:IDEO Font Map: A Faster Way to Find the Best Google Fonts

[翻訳:西尾 健史/編集:Livit

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事

Webディレクター江口明日香が行く