ソニーから新型高級レンズを借りた!
ソニーから「α900と新型レンズをお貸しするので、この連載で猫を撮ってみませんか?」という話が降ってきたのだ。α900といえば、フルサイズセンサーで2460万画素のαシリーズ最高峰モデルである。やってきたレンズはカールツァイスブランドの16-35mm F2.8である。もう1本、70-400mmの超望遠レンズである。どっちも2009年1月29日発売というバリバリの新製品レンズ。価格はどちらも25万円以上。
すごいプレッシャーがかかる、というか、「ムチャ振り」に近いではないか。借りられるのは正味3日間。さっそくヒマを見つけて撮影に出かけるのである。
で、やっぱり撮るのは「毛布猫」
まずはカールツァイスの「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM」(28万3500円)で超広角ならではの猫写真を。
雪が舞うような寒いどんよりした日。いつもの公園にはやはり、毛布にくるまってお昼寝中の猫がおりました(冒頭の写真)。
彼の手前にはもはやお馴染み、もっこり盛り上がった可愛い毛布が(関連記事)。
毛布の端っこをそーっと開けて中にレンズを入れて覗き込むと、案の定、兄弟猫が仲良くくっついてのんびりしてました。毛布の中ってすごく暗くて狭いので、一度広角レンズ+高感度でちゃんと撮ってみたかったのだ。
APS-Cサイズのデジタル一眼レフだと16mmは24mm相当の画角になるけど、α900はフルサイズなのでリアルに16mm。超広角である。しかもハイエンドレンズなのでズーム全域でF2.8と明るい。こんな困難なシーンにうってつけである。
寒い冬の日に布団の中に潜り込むような、そんな感じは超広角ならでは。そっとめくってこっそり覗く淫靡な感じが出てる。さすがフルサイズセンサー。
しかも、左手で毛布をめくりつつ右手だけで撮影したのだけど、ぶれてない。αの本体内手ブレ補正機構って優秀かも。
冷えてきたので帰宅して、かふかに迫ってみた。
かふかは「いつもよりでかいヤツが迫ってきた」ってんでじーーっと観察。
突然でかいレンズで迫られてびっくりしたのか、このあと逃げちゃいました。
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