PCゲームを快適に遊ぶための周辺機器として、密かな注目を集めている「片手用ゲームコントローラー」。ASCII.jpではかつて、このニッチながらも便利なデバイスの知名度向上を期して、特集記事を掲載した(関連記事)。
その片手用ゲームコントローラーの世界に、数々のゲームコントローラーやゲーマー向けマウス/キーボードを発売しているロジクールが、満を持して参入してきた。それが7日に発表された「ロジクール G13 アドバンス ゲームボード」だ!
キー数は25個で、本体右にはミニジョイスティックもついている。キーとジョイスティックの入力はカスタマイズ可能で、マクロ設定も可能なようだ。メインキーとなる22個のキーパッドは、同分野で先行する米ベルキンや米サイテックの製品とは異なり、台形のような左右対称のレイアウト(ただし、基本的には左手操作用である)。キー内部には16万色対応のLEDバックライトが内蔵されていて、アプリケーションに合わせて色を切り替えられる。
本体上側には、160×43ドットのモノクロ液晶ディスプレーを装備。対応ゲームの情報(例えばプレイヤーキャラクターのステイタス)やパソコンの情報などを表示できる。これは他社製品にはない特徴だ。
付属ソフトウェアでは、最大87通りのコマンド入力を設定できる。また、ゲームごとに設定したプロファイルを、内蔵メモリーに5つまで保存可能となっている。標準ではMMORPGの「World of Warcraft」や、FPS「Call of Duty 4」などのプロファイルがプリセットされているとのこと。
パソコンとの接続はUSBで、対応OSはWindows Vista/XPとMac OS X 10.4以降。価格はオープンプライスで、ロジクールオンラインストアでの販売価格は9980円。発売日は1月30日の予定。
製品が入手でき次第、レビューをお届けする予定だ。乞うご期待!
