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やっぱワンセグはP!ドコモP-01Aで上質を楽しむ

2016年01月03日 14時19分更新

文● ヤシマノブユキ

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ありそうでなかった2WAYキーの秘密

 また、本体を開く方向に連動してキーの表示方向が自動的に切り替わるようになり、横向きでもスムーズに文字入力ができるようになった。この「2WAYキー」こそP-01Aの真骨頂と言えるだろう。本体を開く方向に連動し、キーの表示方向が自動的に変わるのだ。

縦に開いたときには通常通り縦の向きにあわせたキー配置

横向きに開いても同じように文字はユーザーに見やすいようになる

 本体を縦に開くとキートップの表示は通常どおり横書きだが、本体を横に開くとキートップの表示は縦書きに変わる。つまり、縦でも横でもキーの位置を把握しやすいのだ。

 仕組みは意外と単純で、実は機械じかけになっている。本体を閉じた状態あるいは横に開いた状態では文字盤は縦書きだが、本体を縦に開くと、キーの裏側に挟み込んである文字盤が物理的に引っぱり上げられ、横書きの文字盤が出現する、という具合。

実はこのようなシンプルなギミックで実現した。ちょっとした創意工夫で随分と使いやすくなるものだ

 便利なのはそれだけではない。縦開き時と横開き時とではキーの配置も入れ替わり、縦でも横でも違和感なく文字を入力できるようになっているのだ(例えば、縦開き時の3/6/9キーが横では1/2/3キーになるといった具合)。縦開き時のiキーが横開きではFBキーに変わり、長押しでフルブラウザーを即起動できるのも非常に便利だ。

 本体が横に開くのだから、そのぐらいできて当然と言われれば当然のような気もする。しかし、それでもようやく横向きで実用的に使いこなせるようになった点は素直に評価すべきだろう。

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