ポップなデザインの一体型 VAIO type J
type Lとは別ラインの「ボードPC VAIO type J」の新製品は、記録型BDドライブ内蔵モデルや新色モデルなどが特徴となっている。10万円台後半でBD内蔵のモデルは、同社のデスクトップでは唯一の製品である。ただし、テレビ機能は搭載しない。
液晶ディスプレーは20.1型ワイド/1680×1050ドット。ディスプレーサイズは先のVAIO type L「LN」シリーズと同等だが、10万円台後半の安価な製品を志向しているため、CPUはPentium E2200(Core 2 Duoのキャッシュ減量版)を採用している。OSは32bit版である。
新色は春めいた色合いの「ライムグリーン」(上掲写真中央)。また、VOMモデルには「ピアノブラック」も選択できる。
主な仕様は以下のとおり。店頭販売モデルの価格は、いずれもオープンプライス。発売日は1月10日の予定。
VGC-JS71B/S の主なスペック | |
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CPU | Pentium E2200(2.20GHz) |
メモリー | DDR2-800 2GB |
グラフィックス | Intel G45 Expressチップセット |
ディスプレー | 20.1型ワイド 1680×1050ドット |
HDD | 500GB |
光学ドライブ | 記録型BDドライブ |
テレビ機能 | 搭載せず |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g |
サイズ | 幅487×奥行き157×高さ408mm |
質量 | 約8.5kg |
OS | Windows Vista Home Premium SP1 32bit版 |
予想実売価格 | 17万円前後 |
VGC-JS51B/S、/P、/G の主なスペック | |
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光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
予想実売価格 | 15万円前後 |
それ以外の主な仕様はJS71B/Sと同等 |
1TB HDD+AVCで録画時間が大幅増 テレビサイドPC TP1
リビングのテレビとつないで使うことを想定した“リビングパソコン”「TP1」の新製品は、ラインアップをBDドライブ搭載モデルに集約したうえで、テレビ録画時間を大幅に延長した製品となった。
内蔵HDDは倍容量の1TB。さらにAVCトランスコーダーを内蔵して、リアルタイムのAVC圧縮録画による長時間録画を実現している。CPUやメモリー、グラフィックスは従来機種と同等。OSも32bit版である。
店頭販売モデルはボディーカラーがブラックで、記録型BDドライブ内蔵モデルのみだが、VOMモデルではホワイトでDVDスーパーマルチドライブ搭載を選択できる。
主な仕様は以下のとおり。店頭販売モデルの価格はオープンプライス。発売日は1月10日の予定。
VGX-TP1GX/B の主なスペック | |
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CPU | Core 2 Duo T8100(2.10GHz) |
メモリー | DDR2-800 2GB |
グラフィックス | GeForce 8400M GT(ビデオメモリー256MB) |
ディスプレー | 付属せず |
HDD | 1TB |
光学ドライブ | 記録型BDドライブ |
テレビ機能 | 地上デジタル放送チューナー×2(AVCトランスコーダーあり) |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g |
サイズ | 直径270×高さ91mm |
質量 | 約3.5kg |
OS | Windows Vista Home Premium SP1 32bit版 |
予想実売価格 | 20万円前後 |