円高こそレンズシステムを構築する絶好のチャンス?
筆者は仕事と趣味でデジタル一眼レフを使っているが、ちょっと凝り出すと色々と交換レンズが欲しくなってくる。業務上どうしても必要だったり、趣味の航空祭撮影で欲しかったりと理由は様々だが、それらの交換レンズを揃えるには結構な出費が必要となる。筆者もしょせんはしがないサラリーマン、好きな交換レンズをほいほいと購入できる身分ではない。一日に買うジュースを減らし、弁当のランクを落とし、慎ましくレンズ貯金をしているような状況だった。
そんなある日、筆者に朗報が舞い込んだ。
──円高である。
12月に入ってからは円独歩高、そして月半ばには1ドル87円となったり、まさに恐ろしいほどの円高だ。筆者も最初は、「円高で輸出関連企業は大変だな」とか「原油や穀物が安く買えるな」くらいに思っていたが、落ち着いて考えると筆者のような個人でも海外から交換レンズなどの品物を安く買えるわけだ。円高こそ節約しつつ物欲を満たす千載一遇のチャンスなのではないだろうか。
さて、交換レンズだが日本製ということで値段が高いのでは、と普通思う。私もそう考えていたが、ところが海外では日本製のデジタル一眼レフ用交換レンズが意外と安い場合がある。
筆者はキヤノンユーザーだが、"空モノ撮りの標準レンズ"と言われるEF 100-400mm F4.5-5.6L IS USMは、国内の価格比較サイトの最安値では17万円台となっている。これが海外の通販ショップでは、1360ドルで販売されている。ドル円の為替レートがかなり変動しているが、1ドル95円なら12万9200円、同じく90円なら12万2400円という計算になる。
もちろんどのレンズも全部一律に安いわけではなく、当然販売サイトによって価格が違うし、送料も別途かかる。さらに為替レートは毎日変動している。
だが、日本円で17万円もするレンズが12万円となることの魅力には抗しがたい。円高もいつまで続くか分からない。
ということで筆者は、苦節一年、毎日こつこつと貯めた貯金、そして冬のボーナスなどを合わせ、海外通販サイトからの交換レンズ購入に挑戦してみた。
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