Eee PCの上陸で人気に火がついた低価格Netbook。ASUSやAcerといった海外有力メーカーに続き、富士通や東芝などの国内勢も相次いで市場参入を進めている。
そんな中、エプソンダイレクトが同社初となるAtom搭載ミニノート「Endeavor Na01 mini」(以下、Na01 mini)を発売した。後発の国産機は既存のNetbookと違ってどこがイイのか? その魅力に迫ってみたい。
買って失敗しないスペックと低価格
まずはNa01 miniの主なスペックを見てほしい。
Na01 miniスペック | |
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ディスプレー | 10.2型ワイド(1024×600ドット)液晶 |
CPU | Atom N270(1.6GHz) |
メモリー | 標準1GB(増設不可) |
ストレージ | HDD 160GB |
グラフィックス | インテル945GSE Expressチップセット内蔵 |
通信機能 | IEEE802.11b/g |
インターフェース | USB 2.0×3ポート、音声入出力、メモリーカードスロット(SD/SDHC/MMC/MS/MS PRO) |
公称バッテリー駆動時間 | 約3.2時間(4セル) |
本体サイズ | 幅266×奥行き184.7×高さ39mm |
重量 | 約1.28kg |
OS | Windows XP Home Edition SP3 |
インテルの低消費電力CPU「Atom N270」や10.2型ワイド液晶、HDD 160GBなどをそつなく搭載するあたりは、さすが後発といったところ。Netbookのスタンダードを熟知した構成となっており、既存製品と比較しても見劣りしない。むしろ海外では定番だが日本では需要の低いBluetoothやウェブカムをあえて省いた“英断”は評価すべきだろう。いずれにせよ大きく外すことのない堅実なスペックを備えているのは確かだ。
機能を絞り込んだうえ、さらに4万6800円という割安な価格設定をしているのが、Na01 miniの大きな魅力。同等スペックの他社製品と比較すると、3000円から1万円程度は安い。かなりお買い得なのだ。