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君は解けるか!? パソコン甲子園 2008開催

2008年11月13日 22時28分更新

文● 遠竹智寿子

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会場の会津大学は、日本初のコンピューターサイエンス専門大学として1993年に開学。コンピューター技術に関わる人材育成に力を入れており、卒業生就職率は毎年ほぼ100%に達するという

 全国の高校生が集まり、コンピュータの技術を競い合う秋の恒例イベント「パソコン甲子園2008」が9日と10日の2日間、福島県の会津大学で開催された。

 「パソコン甲子園」は情報化社会の人材育成を目的に、2003年から開催されている。今年は、43都道府県から440チーム/1261名の応募があり、本選では予選を勝ち抜いた30チーム60名(プログラミング部門20組、デジタルコンテンツ部門10組)が、日本一を目指して熱い戦いを繰り広げた。福島県と中国湖北省との交流15周年を記念して、中国からの特別参加もあった。

大会第1回目から審査委員長を勤める漫画家の松本零士氏を筆頭に、アスキー総合研究所所長・遠藤 諭、クリエイター・高木敏光氏などが審査員として並ぶ


静かで熱いプログラミング部門の戦い


 初日は、まずプログラミング部門の競技が開催された。競技は、同じ学校の生徒2名1チームで1台のパソコンを使い、制限時間(4時間)内にさまざまな難易度の問題を解くというもの。作成されたプログラムは、審査側で用意されたテストデータによって実行され、出力結果により判定を受け、正解となったものから随時得点が加算されていく。使用できるプログラミング言語はC/C++とJavaで、得点の高いチームが優勝となる。

プログラミング部門、本選の様子。デジタルメディア等は持ち込み禁止。辞書や参考書等は持ち込み可。パソコンには、コンパイラーとテキストエディター(TeraPad)がインストールされている
プログラミング部門の今年の問題はコレだ!

 用意された12問は、易しい20点×4問、やや易しい30点×1問、普通40点×2問、やや難しい70点×2問、難しい90点×3問(600点満点)。観戦者側は、「がんばれ!」と歓声をあげるわけにもいかず静かに見守るしかないが、野球の甲子園のように得点が追加される様子は分かる。

 得点が入ると白、緑、ピンク、黄色、赤の風船が、それぞれのチームの脇に追加されていく。また、会場スクリーンにはグラフでも表示されるため、参加者たちは、他チームの得点状況を気にしないわけにはいかない。競争相手が目の前にいることを意識しながらのプレッシャー下での戦いが、通常の試験などとは異なる本大会ならではの醍醐味だろう。

 ちなみに本年度は画像のような問題が出題された(PDFファイルのダウンロード)。

 では、プログラミング本選の様子を追ってみよう。

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