三菱電機(株)は23日、24.1インチ液晶モニター「MDT243WG」と21.5インチ液晶モニター「MDT221WTF」を11月7日に発売すると発表した。価格はどちらもオープンプライス。
「MDT243WG」は、24.1インチの液晶モニター。HDMI入力に対応しており、最大1920×1200(WUXGA)の解像度をカバーする。同社が新開発した動画ブレ抑制技術「MP ENGINEII」を搭載。これは、各画像フレームに黒(画像)を挿入すると同時にバックライト消灯(バックライトスキャニング)し、またオーバードライブ回路の最適化を行い、動画のブレを抑制する。バックライトシステムの大幅な見直しにより、輝度が従来に比べ約20%向上。また、音声システムも新採用の「低共振スピーカー」と「DIATONEリニアフェイズ」技術との組み合わせにより、振幅制御で歪み感の少ない低音を実現した。実売価格は8万円前後。
本体サイズは幅558.5×奥行き270.0×高さ406.3×mm、重さは11.2kg。
「MDT221WTF」は、デジタル放送チューナーを内蔵したフルHD対応21.5インチ液晶モニター。スピーカーから出力される音の周波数ごとの音圧や伝達時間を解析・補正することで歪みを抑える「DIATONEリニアフェイズ」技術を採用。パソコン接続用にアナログ入力D-SUB15ピン×1、デジタル入力DVI-D×1、AV機器接続用にHDMI×2、コンポジットビデオ×1、S-Video(S2対応)×1、コンポーネント(D5対応)×1を搭載し、さまざまな映像機器に接続可能だ。