カシオ計算機、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-Z300」「同EX-250」「同EX-Z85」を発表
新作EXILIMならノーメークでもOK!?
2008年08月20日 17時56分更新
カシオ計算機(株)は20日、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」シリーズの新製品「EX-Z300」「EX-Z250」「EX-Z85」の3製品を8月下旬から順次発売すると発表した。価格はすべてオープンプライス。
CCDシフト方式の手ぶれ補正機能を備えた「EXILIM EX-Z300」シリーズは、2.3分の1インチ有効1010万画素CCDを搭載。28〜112mm相当(F2.6〜5.8)の光学4倍ズームレンズを備え、「ムービーボタン」を押すだけで1280×720ドットのHDムービー(H.264形式)を撮影可能だ。また、新開発の画像処理モジュール「EXILIMエンジン3.0」により、顔を認識して肌の調子を整える「メイクアップ機能」や夜景撮影を自動判断して手ぶれを補正しながら人物と夜景を明るく写す「手持ち夜景撮影」、逆光時の顔のつぶれや空の白飛びなどを調整する「ライティング撮影」──といった機能を実現。液晶モニターは、広視野角タイプの23万画素3.0インチタイプだ。8月29日発売で、実売価格は4万円前後。
カラーバリエーションは、シルバー(EX-Z300SR)/ブラック(同BK)/ピンクゴールド(同PK)──の3色。「メイクアップ機能」をボタンひとつで操作できる「メイクアップボタン」や、多重露光のように動いている被写体を連射して1枚に合成する「マルチモーション撮影」機能を備えている点も、特徴のひとつだ
本体サイズは幅96.9×奥行き23.0×高さ57.6mm、重さは約131g。
「EXILIM EX-Z250」シリーズは2.5分の1インチ有効910万画素CCDを搭載した「同Z300」の下位モデルだ。CCDシフト方式の手ぶれ補正機能や28〜112mm相当(F2.6〜5.9)の光学4倍ズームレンズを備え、こちらも画像処理モジュールに「EXILIMエンジン3.0」を採用している。実売価格は3万5000円前後。
本体サイズは幅96.7×奥行き19.9×高さ57.3mm、重さは約119g。
「EXILIM EX-Z85」シリーズは、女性を意識したコンパクトな有効910万画素CCD搭載モデル。38〜114mm相当の光学3倍ズームレンズや、笑顔の瞬間や被写体ぶれが止まった瞬間に自動撮影する「オートシャッター」機能を備える。またハートやチョウのデザインにフォーカス枠を変更したり、全6色からメニュー画面を選んだりといったカスタマイズも可能だ。実売価格は2万7000円前後。
本体サイズは幅89.7×奥行き19.0×高さ51.7mm、重さは約100g。
なお、全製品とも記録メディアは内蔵メモリーのほか、SD/SDHCメモリーカード、MMC、MMC plusに対応している。
