大量のデータ管理にうってつけの検索機能
バージョン2から搭載したいくつもの機能の中で、ユーザーが常に恩恵を受けるのは写真の管理機能だろう。写真をセレクションするための検索/抽出機能が一段とパワーアップした。目当ての写真をすぐに呼び出せるため、ワークフロー全体の効率化と作業時間の短縮を実現している。
その核になるのが「ライブラリフィルタ」で、キーワードや撮影したカメラ/レンズによる絞り込みができる。
特に膨大な写真を管理/現像するプロユーザーにとって重宝する機能だ。
また、あとの検索性を考えるとキーワードを登録しておくのが理想的だが、手間がかかるため実際にはキーワードを付けないユーザーも多いだろう。しかし、複数の画像にワンクリックでキーワードを付けられる「スプレーツール」や、写真の取り込み時にまとめてキーワードを設定する機能もある。
いちいちキーワードを登録するのが面倒な場合もこれらのツールを使って、まずは撮影場所だけでも登録してみよう。そのあと、複数の検索条件を組み合わせて写真を抽出できる「スマートコレクション」機能を駆使すれば、これまでにない快適かつスピーディーな写真セレクションができるようになる。
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