Antecは本日、秋葉原の同社ショールームにて、台湾で行われた「COMPUTEX TAIPEI 2008」で公開した「マルチメディアステーション」シリーズの報道関係者向け説明会を開催した。
「マルチメディアステーション」は、SoundGraph社の「iMON」シリーズのOEMモデルで、音楽やビデオ、写真などPC内の様々なファイルをリモコンで簡単に操作する製品。
すでにアキバではSoundGraphから「iMON MINI」や「iMON Ultra Bay」などが販売されているが、今後は韓国以外のワールドワイドにおいてAntecの「マルチメディアステーション」シリーズとして販売されるという。
今回発表された「マルチメディアステーション」シリーズは、ノートPCや液晶ディスプレイに取り付けるフレキシブル赤外線レシーバーの「E-Z」、3.5インチベイに取り付ける赤外線レシーバー「Basic」、5インチベイ用のVFD付き赤外線レシーバー「Elite」5インチベイ2段分を使用するLCD付き赤外線レシーバー「Premier」の4モデル。英語版が今後2~3週間以内にリリースされ、日本国内向けの日本語対応モデルがその後販売される予定。Antecでは遅くとも8月までにリリースしたいとのことだ。
「マルチメディアステーション」シリーズ
付属リモコンと対応ファイル
「E-Z」と「Basic」には小型軽量タイプの標準リモコン「RM100」が、「Elite」と「Premier」は54ボタンが搭載されたデラックスリモコン「RM200」が付属する。
また、全てのモデルにフルHD(1080p)のファイルや様々なコーデックのファイルに対応するiMONの「iMEDIAN HD」というマルチメディア管理ソフトがバンドルする。対応ファイルは音楽がmp3/ogg/wma/wav/aac/ac3/ape/flac/m4a/mid/mka/mp2/mp/ofr/wv/tta/dts/cda/ra/m3u/pls、動画がavi/asf/wmv/mpeg/mpg/m1v/mp2/dat/mp4/ogm/mov/rm/rmvb/avs/flv/mkv/3gp/ifo/vob/ts/tp、静止画がbmp/gif/jpg/png。対応OSはWindows MCE/Vista/XPとなっている。