CS3との連携強化でデザイナーの効率アップ
バージョン5.5では「Adobe Photoshop CS3 EXTENDED」と連携するプラグインが実装されるなどCS3とのコラボレーション機能の強化が図られており、3D CGに慣れないデザイナーでも扱いやすくなっている。
このプラグインはSTRATAで作った三次元モデルデータを、ボタンひとつでPhotoshopの3Dレイヤーへ転送するもの。逆に、Photoshopで作成した3DレイヤーのモデルをSTRATAへ転送して細かい編集を施し、Photoshopに戻すといった使い方も可能だ。
また、STRATAでレンダリングした二次元の画像データも本プラグインによってPhotoshopに直接転送できる点にも注目したい。レイヤーレンダリングした画像であれば、レイヤー分けした状態でPhotoshopに読み込めるため、効率よくさまざまな加工を行える。
アドビ製品をメインに3D CGも使ってデザインワークをしているデザイナーにとっては非常に効率のいいツールに仕上がった。
【Conclusion】
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モデルやレンダリングイメージをAdobe Photosh op CS3 EXTENDEDへ転送できる。レンダリングイメージをPhotoshopで加工したいときに便利。
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ほかの3D CG作成ソフトと比較すると、アニメーション機能が貧弱な印象を受ける。レンダリングのクオリティーが高いだけに残念だ。
(MacPeople 2008年5月号より転載)