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スキマを埋めるニッチなソフトを一挙に紹介

Leopardアプリケーションガイド(番外編)

2007年12月26日 18時28分更新

文● MacPeople編集部

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プロファイルの検証も可能

13. DigitalColor Meter


ColorSyncユーティリティ

モニターやプリンターなどの出力機器は、それぞれの特性がありデータ上は同じ色でも実際は異なる色み表示されてしまうことがある。「ColorSync ユーティリティ」では、こういった装置間の色の違いを補正できる。


設定画面の「装置」タブで、スキャナー、カメラ、モニターなどのプロファイルを確認できる。また、「計算機」タブで異なるプロファイル同士の色みの違いを数値で教えてくれる



3D表示を見ているだけで楽しめる!?

14. Grapher


Grapher

指定された数式から、グラフを作成できるツール。一般のユーザーにとっては、難解な数式を入力する必要があるうえ、具体的な用途が見つからないソフトだが、3次元のグラフ表示は一見の価値アリ。


Grapher

まずは、「例」メニューからサンプルの方程式を選んで、数値をいろいろと変更してみるといい。「方程式」メニューからは「微分」「積分」などの計算も可能。グラフをアニメーションで保存することもできる



アプレットの実行環境を決定

15. Java


Java

Javaは、米サン・マイクロシステムズ社が開発したプラットフォーム非依存のプログラミング言語。この言語で記述されたプログラムを実行するための環境がMac OS Xには備わっている。


Java

Tigerと同様に「Java」フォルダーには、ユーティリティーソフトが用意されている。「Java Preferences」では、優先使用するJavaの実行環境をJ2SE 5.0/J2SE 1.4.2から選べる



X.org環境に鞍替えしたX11

16. X11


X11

UNIXのXウィンドウシステムをMac OS X上で実現する実行環境。Leopardでは、この実行環境がX.Org Foundationが開発するバージョンX11 R7.2ベースに変更された。


X11

X.Org Foundationは、ライセンス問題からXFree86の中核メンバーが分離して設立したプロジェクト。従来のXウィンドウシステムをベースにしているため、使い勝手や機能は変わらない


(次ページに続く)

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