グーグル(株)は19日、携帯電話機向け検索サービス「Googleモバイル」の新デザインを公開し、本日から利用可能にしたと発表した。現在は新デザインと従来のデザインのいずれかをユーザーが選んで利用できる。
新しいデザインは、検索キーワードごとに最適化した検索結果を表示するのが特徴。例えば「ラーメン」や「歯医者」など、地域情報を求めていると思われるキーワードの場合は店舗/施設情報を、タレント名/車種/動物名など、画像情報を求めていると思われるキーワードの場合はイメージ検索の結果を画面の上部に表示する。
従来のウェブ検索/携帯サイト検索の結果は、上記検索結果の下に表示される。これにより、ウェブ検索/携帯サイト検索/ローカル検索などの検索方法をユーザーがいちいち選択する必要がなくなるという。
また、地域情報検索において、よく検索する場所が自動的に記録されるようになった。例えば「パスタ 渋谷」と一度入力すると、地名情報が記録され、毎回同じ場所を入力する必要がなくなるという。
さらに、新しいGoogleモバイルでは、トップページのカスタマイズが行なえるようになった。iGoogleの人気コンテンツから選ばれたRSSフィード、モバイルGoogleニュースのヘッドライン、Gmailの新着メール情報などを、トップページに追加したり並び替えることが可能。
新しいデザインは、Googleモバイル(http://google.jp/)のトップページから「新デザインをチェック」というリンクをクリックすることでアクセスできる。なお同社では、将来的に従来のGoogleモバイルに替えて新デザインをGoogleモバイルのトップページにする可能性がある、としている。
対応キャリアーは(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、au(KDDI(株))、ソフトバンクモバイル(株)。
