(株)バッファローは10日、同社製USBフラッシュメモリー「RUF2-FS512-W」「RUF2-FS1G-W」「RUF2-FS2G-W」の3製品の一部にウイルスが混入している可能性があると発表した。同社ではウイルスが混入した製品について無償交換を実施する。
ウイルスが混入した可能性がある製品およびそのシリアル番号は以下のとおり。なお、シリアル番号が異なる製品に関してはウイルス混入の危険性はないという。
- RUF2-FS512-W
- 製造コード:07/09/11|シリアル番号:000001~000360の一部
- RUF2-FS1G-W
- 製造コード:07/09/11|シリアル番号:000001~000360の一部
- RUF2-FS2G-W
- 製造コード:07/09/11|シリアル番号:000001~000120の一部
混入している可能性があるウイルスはトロイの木馬で、オンラインゲーム10種類のIDとパスワードを取得するもの。ソースネクスト(株)では「Trojan-PSW.Win32.OnlineGames.OCK」、トレンドマイクロ(株)では「TROJ_NSOM.UG」、(株)シマンテックでは「Trojan Horse」、日本F-Secure(株)では「Pccked.Win32.NsAnti.r」、マカフィー(株)では「NewMalware.bl」と呼ばれている。
製造コードとシリアル番号は、USBフラッシュメモリー本体の裏側に記載されている。製造コードとシリアル番号が上記の番号に当てはまった場合、同社ウェブサイトからウイルスチェックツール「check_ruf2fs_100.exe」をダウンロードして、ウイルス混入の有無を確認する。その結果、ウイルス混入が確認された製品については無償交換が実施される。無償交換の詳細については同社のお知らせを参照のこと。また、ウイルス混入が確認された場合、パソコン側でもウイルス駆除を実施してほしいとしている。
