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アイ・オー、ハードウェアでデータを暗号化するUSBフラッシュメモリーなどを発売

2007年09月26日 18時53分更新

文● 編集部 若林健太

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 (株)アイ・オー・データ機器は26日、ハードウェアによる自動暗号化機能を備えたUSBフラッシュメモリー「EasyDisk Encryption」(イージーディスク エンクリプション)シリーズを10月中旬に出荷開始すると発表した。512MB/1GB/2GB/4GBの4種類をラインナップし、価格は順に7000円(税別、以下同)、1万3000円、2万3000円、3万3000円。

ハードウェアによる暗号化機能を備える
EasyDisk Encryption

EasyDisk Encryption

EasyDisk Encryption

 EasyDisk Encryptionシリーズは、ハードウェアレベルでの暗号化機能を備えたUSBフラッシュメモリー。具体的にはパスワードロック機能「EncGate」(イーエヌシーゲート)により、パスワードを入力するまではリムーバブル領域にアクセスできないようになっている、また、リムーバブル領域に書き込まれるデータはコントローラーがAES 128bit方式で自動的に暗号化する。さらに、USBフラッシュメモリーをパソコンから外すとパソコンの操作ができなくなるソフト「パソコンロック」にも対応している。

 対応OSはWindows Vista/XP/2000(SP4)。インターフェースはUSB 2.0/1.1に対応する。本体サイズは幅18.0×奥行き72.8×高さ9mm。

転送速度を高速化したUSBメモリー
「ToteBag」BH2

「ToteBag」BH2シリーズのブルーモデル

「ToteBag」BH2シリーズのブルーモデル

レッドモデル

レッドモデル

ブラックモデル

ブラックモデル

 併せて同社は、独自の高速化技術により、2枚のチップに同時にアクセスすることで転送速度を高速化する技術を搭載したUSBフラッシュメモリー「ToteBag」BH2シリーズを10月中旬に発売すると発表した。従来商品「TB-AT2」に比べ、書き込みが最大56%、読み込みが最大105%高速化したという(同社測定値)。本体カラーはブルー/レッド/ブラックの3種類、容量は1GB/2GB/4GB/8GBをラインナップする(8GBはブルーのみ)。価格はいずれもオープンプライスで、予想実売価格は1GBが5000円前後、2GBが6600円前後、4GBが1万2000円前後、8GBが2万円前後。

 「ToteBag」BH2シリーズは、Windows Vistaのパフォーマンス向上機能「ReadyBoost」にも対応。また、「パソコンロック」やファイル暗号化ソフト「QuickSecure」にも対応している。

 本体サイズは幅16.5×奥行き70.8×高さ9.2mm。インターフェースはUSB 2.0/1.1に対応する。対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me、Mac OS X 10.4以降。

2GB×2枚のSO-DIMMメモリーが登場

SDX667-2GX2

SDX667-2GX2

 さらに同社は、DDR-667対応の2GB SO-DIMMメモリーモジュールの2枚組「SDX667-2GX2」を10月上旬に出荷に出荷開始すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は2万9000円前後。

「USBグラフィック」が最大6台の同時接続に対応

USBグラフィック

USBグラフィック

 同時に同社は、アナログRGBインターフェースを持つディスプレーを接続できるUSBグラフィックスアダプター「USBグラフィック」を1台のパソコンに6台まで接続できるようになるドライバーソフトの公開を開始した。同社ウェブサイトにて無料でダウンロードできる。

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