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フォトストレージ

レビュー:MEDIA STORAGE M80

2007年09月11日 12時00分更新

文● 周防克弥

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「EOS」の操作性を継承し、撮影現場で写真をバックアップ


MEDIA STORAGE M80 【SPEC】
開発元●キヤノン(株) 販売元●キヤノンマーケティングジャパン(株) 価格●オープンプライス(実売8万円前後)
http://canon.jp/

容量●80GB モニター●3.7インチTFT液晶 対応メディア●SD/SDHC、MMC、CF、MD バッテリー●ACアダプター、専用リチウムイオンバッテリー(BP-511A) サイズ●幅139×高さ80.5×奥行き33.5mm 重さ●約370g

【COMMENT】
他社のデジカメで撮影したRAWデータを表示できないのは残念。動作速度が遅く、サクサク確認したいユーザーは不満を感じるかも。


 「MEDIA STORAGE M80」は、キヤノン(株)の一眼レフデジカメ「EOS DIGITAL」シリーズの操作性を色濃く継承した容量80GBのフォトストレージだ。

MEDIA STORAGE M80
インターフェースは「EOS DIGITAL」シリーズと統一されているが、操作キーはダイヤル式ではなくボタンを採用。基本画面はバックアップ/写真/音楽/動画メニューに分かれている

ボタンレイアウトもほぼそのままで、EOSユーザーなら違和感なく使える設計になっている。

 SD、CF、バッテリー用の各種スロットを底面に用意。

MEDIA STORAGE M80
SD/CFカードにそれぞれ専用スロットが用意されており、両メディアを同時に認識して確認できる。バッテリーは「EOS 5D」「同30D」と同じタイプを採用

SD/CFの両メディアを同時に差して、切り替えながら中身を確認できる。メディア交換の手間を省けるうれしい仕様だ。

 バックアップ方法は非常に簡単。撮影したデータが保存されたメディアを本機に挿入し、デジカメのシャッターボタン位置にある「読み込み」ボタンを押せばいい。また、メディアを認識してから自動でバックアップする設定もある。データはメディア内の「DCIM」フォルダーごとに保存され、サムネール表示で複数の画像をひと目で確認可能だ。

MEDIA STORAGE M80
データは、バックアップするごとにフォルダーに分かれて保存される。フォルダー内の画像は、サムネール表示で確認可能だ

JPEGやTIFFはもちろん、EOSシリーズで撮影したRAWデータにも対応。さらにMPEG-1/2/4形式のムービーやMP3/WAVEといった音楽ファイルも読み込み/再生できる。

 約1GBのデータ取り込みは、SD/CFカードともに約5分の時間を要した。差分バックアップには非対応なので、メディアを初期化せずに撮り足してしまうと、すでに保存済みの写真も再びバックアップすることになる。また、他社のデジカメで撮影したRAWデータには非対応で、不明なファイルとして保存されてしまうので注意しよう。

 画像の拡大時に使用するシングル表示では、ヒストグラムや撮影に使用したカメラ名、ISO感度などの詳細情報を確認できる。

MEDIA STORAGE M80 MEDIA STORAGE M80
全画面で写真データを確認するシングル表示(左)。ここで「INFO」ボタンを押せば、シャッター速度/ホワイトバランス/絞り値などを確認できる詳細表示に切り替わる(右)

しかし、EOSシリーズ以外のデジカメで撮影したデータは、機種によって表示できる内容が限られてしまう。

 EOSシリーズとの相性は言うまでもなくピッタリだが、それ以外のデジカメを愛用しているユーザーにはあまりお勧めできない。


(次ページに続く)

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