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「透明感のあるサウンドを豪快に鳴らすのが男の快感」とROLLY

ヤマハ、熟練職人による“エレクトリック・アコースティックギター”のフラッグシップ機『CPX15II』を発表

2007年09月04日 19時03分更新

文● 編集部 小林 久

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ヤマハ(株)は4日、エレクトリック・アコースティックギターの新製品『CPX15II』を発表した。同社フラッグシップモデルという位置付けで、外装やデザインの違いにより、5モデルを用意する。価格は23万1000円から。発売日は10月1日。



ネックポイントにコンパスをデザイン


CPX15IIは、完成度の高いアコースティックギターを作り、そこからナチュラルなサウンドを取り出すというコンセプトで作られた製品。

CPX15IIシリーズ
CPX15IIシリーズ。ノーマルモデルのほか、東西南北それぞれのコンセプトで作られた4モデルが用意されている

昨年9月に発表された『CPX900』と『CPX700』の上位機という位置付け。弦やボディーの振動を電気信号に変えるピックアップを3種類持つ“Acoustic Resonance Transducer”(ART)を引き続き採用するとともに、内蔵のプリアンプを一新した。

高域と低域の音量調整のみが可能だった従来機に対して、CPX15IIでは“メイン”“高域”“低域”の音量を、独立して調整できるようになった。これにより、あえて中域を押さえて特徴的な音色を狙うなど、よりこだわった音作りが行なえる。

ボディーは、ヤマハミュージッククラフト(株)の熟練ギター職人が製造した“Made in Japan”。5モデルのうち、ナチュラル仕上げのCPX15IIはベーシックモデルという位置付けで、裏板と側板にはインドローズを採用している。

これ以外に、ブロンドホワイトカラーで“ホワイトシカモア”素材を使った『CPX15NII』、アンティークバイオリンサンバーストと“ウォールナット”素材の『CPX15WII』、サンドバーストと“キルテッドマホガニー”素材の『CPX15EII』、マイアミオーシャンブルーとホアイトシカモア素材の『CPX15SII』の4モデルがあり、これらは順に北西東南をモチーフとしたデザインになっている。

価格はCPX15NIIのみ25万2000円。それ以外は23万1000円。



エレアコには可能性あるとローリー氏


本日都内のライブハウスで開催された発表会には、ギタリスト/ボーカリストのROLLY氏が出席。実際にCPX15IIを使用して、3曲を披露した。

ROLLY氏
ROLLY氏。人気バンド“すかんち”のボーカル/ギターリストとして活躍し、現在はソロ活動がメイン

ROLLY氏というと、(少なくとも筆者は)“ROLLYの文字を大きくかたどったエレキギター”というイメージが強いが、最近では、エレアコ片手に弾き語りというスタイルの演奏も積極的にこなしているのだという。

きっかけとなったのは、2006年3月にテレビ東京系列で放送された“テレビチャンピオン 芸能人弾き語り選手権”。この番組でROLLY氏は、ヤマハのギターを片手に見事優勝を果たした。

出演が決まった際、「自分の持っていたのは、中学1年のときに買ったヤマハの3万円のアコースティックギターだけ」(ROLLY氏)だったとのこと。そこで、ヤマハに問い合わせたところ「快くCPXを貸していただけた」のがCPXを使い始めたきっかけだという。


ROLLY氏
「アコースティックギターのイメージというと、駅前で若いお兄ちゃんがじゃかじゃか弾いているイメージがあると思うが、まだまだ可能性があると思いますね」とROLLY氏

ROLLY氏は「エレアコが出たばかりのころに使ってみて、非常にがっかりした経験がありまして。生ギターの音とは違っていた。しかし、CPXを初めて使ったときに生に似た音が出るという点に驚きました」と話す。

「特徴のひとつに非常にクリスタルなサウンドというか、ロック寄りとか、フィンガーピックよりとか、特定のジャンルに傾倒しないヤマハらしさ――透明感のあるサウンドというのがあって、それを豪快にならす快感というのが男に生まれた喜び。そして、何よりも弾きやすい。これが大きなポイントですね」(ROLLY氏)

CPX15IIは、非常にタッチが柔らかくエレキギターのように弾ける。さらに日本人にあった(コンパクトな)ネックの握りも弾きやすさにつながっているのだという。



中高生向けに楽器モニターキャンペーンも


なお発表会では、中高校生のバンド入門者にエレキギター、電子ドラム、シンセサイザーを無償で貸し出すキャンペーン“The School of Rock”に関しても紹介された。

このキャンペーンは、ヤマハが販売している『RGA-A2』『DTXPLORER』『MM6』の各機種を合計100グループ(1グループ3名以上)に対して、10月1日から順次モニター貸与するもの。募集期間は24日から11月30日まで。レポート提出などの条件をクリアーしたグループには機材の無償供与も行なう。

また、参加グループから15グループを選出した演奏会“The School of Rock 音楽祭”も企画している。時期は来年度末になる見込み。

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