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「DeckLink」の推奨環境が容量アップ!

フォーカル、ビデオ編集用ストレージシステム「Fusion 500P RAID」に7.5TBモデルを追加

2007年08月30日 11時00分更新

文● MacPeople編集部

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フォーカルポイントコンピュータ(株)は23日、米ソネットテクノロジーズ社製の外付けストレージ「Fusion 500P」とSATA IIカード「Tempo SATA」を組み合わせたビデオ編集用ストレージシステム「Fusion 500P RAID」シリーズに、初の7.5TBモデルを追加したと発表した。

「Fusion 500P」は、シリアルATA接続の3.5インチハードディスクユニットを5台収納可能。「Fusion 500P RAID」シリーズでは、SDビデオ編集向けに同ドライブを1台セットにしたラインナップと、HDビデオ編集向けの2台セットというラインアップを用意。また、インターフェースカードもPCI Express対応の「Tempo SATA E4P」を採用するモデルと、PCI-X対応の「同X4i」を採用するモデルがあり、それらの組み合わせにより合計10種類の製品構成だ。

「Fusion 500P RAID」シリーズラインアップ
製品名 ドライブ構成 インターフェース 価格
1.25TB SD / PCIe 250GB×5 PCI Express 34万8000円
2.5TB SD / PCIe 500GB×5 PCI Express 39万8000円
1.25TB SD / PCIX 250GB×5 PCI-X 34万8000円
2.5TB SD / PCIX 500GB×5 PCI-X 39万8000円
2.5TB HD / PCIe 250GB×10 PCI Express 54万8000円
5TB HD / PCIe 500GB×10 PCI Express 69万8000円
7.5TB HD / PCIe 750GB×10 PCI Express 84万8000円
2.5TB HD / PCIX 250GB×10 PCI-X 54万8000円
5TB HD / PCIX 500GB×10 PCI-X 69万8000円
7.5TB HD / PCIX 75,GB×10 PCI-X 84万8000円

1台のボディーで、シリアルATA接続の3.5インチハードディスク5基を収納する外付けケース「Fusion 500P」。1つのポートで複数のデバイスを接続可能な「ポートマルチフライヤー」に対応しており、2台の「Fusion 500P」を使うHD編集用システムも1本のeSATAケーブルでパソコンに収納できる。オートネゴシエーション機能により、スイッチやジャンパーピンなどの設定は不要だ。また、盗難を防ぐためドライブトレーには鍵が付く。本体サイズは幅150×奥行き280×高さ220mm、重さは約4.65kg(ドライブ含まず)

PCI Expressスロットに接続するeSATAインターフェースカード「Tempo SATA E4P」(左)と、同じくPCI-Xスロット用の「同X4i」(右)。いずれも4基のeSATA I/II兼用端子を備える。対応OSは、Mac OS X 10.2以上、Windows XP(SP2)/Vistaだ

Fusion 500P RAID Drive Tray

ハードディスクの故障に備えて予備のドライブトレーも販売している。Focal Storeでの直販価格は、250GBタイプが4万2000円、500GBタイプが7万3500円、750GBタイプが9万4500円

なお「Fusion 500P RAID」シリーズは、オーストラリアのブラックマジック・デザイン社製ビデオキャプチャーカード「DeckLink」の推奨環境となっている。


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