最大8TBのストレージ+PCI Express接続のRAIDホストアダプター
フォーカル、ハイエンドビデオ編集ストレージシステム「Fusion D800 RAID」を発売
2007年10月21日 04時37分更新
フォーカルポイントコンピュータ(株)は19日、米ソネットテクノロジーズ社製のハイエンドビデオ編集用ストレージシステム「Fusion D800 RAID」シリーズを発売した。価格はオープンプライスで、同社のオンラインショップ「Focal Store」での実売価格は4TBモデルが79万5900円、6TBモデルが104万7900円、8TBモデルが126万円。
「Fusion D800 RAID」は、ATTOテクノロジー社製のPCI Expressスロット用RAIDホストアダプターと、SATAハードディスクを8台搭載する静音エンクロージャー、コネクターに固定ロックを施した専用ケーブル(SASインターフェース)をセットにしたストレージソリューション。RAID 0/1/4/5/10/JBODに対応しており、RAID 4に設定した場合(ストライプ用ディスク7台とパリティーディスク1台)は理論上毎秒約340MBのデータ転送が可能。RAID 5では、10ビット非圧縮4:4:4 HDやマルチストリームDV、HDV、DVCPRO、非圧縮SDなどのビデオ編集でも十分なパフォーマンスを発揮する。
なお、ハードディスク故障時の際に取り替え可能な予備ドライブも発売しており、「Focal Store」での実売価格は500GBモデルが7万3500円、750GBモデルが9万4500円、1TBモデルが12万750円。また、代替サービスやセンドバック修理、電話サポート、ハードディスク故障時の無償交換などを受けられる年間保守契約は15万7500円だ。
本体サイズは幅約149×奥行き327×高さ454mm、重さは約13.5kg(エンクロージャーのみ)。Mac OS XやWindows XP 、Linuxなどいずれのプラットフォームでも利用できる。
