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ビジネスオブジェクツ、中堅企業向けBIの第2弾「BOCD プロフェッショナル」を発売

2007年08月03日 21時02分更新

文● アスキービジネス編集部

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日本ビジネスオブジェクツは、中堅企業向けのBIスイート製品「Business Objects CrystalDecisions(BOCD)プロフェッショナル」の販売を開始した。今年2月に発表した同スタンダード版の上位版にあたる製品となる。


データ統合機能を追加したBOCDの上位製品


 「Business Objects CrystalDecisions(BOCD)プロフェッショナル」(以下、プロフェッショナル版)は、年商300億円/従業員数1000名未満の中堅企業向けに開発されたBI(ビジネス・インテリジェンス)スイート製品。今年2月に発表した中堅企業向けの「BOCD スタンダード」(関連記事/以下、スタンダード版)の上位版にあたる製品で、スタンダード版が持つ非定型レポーティング/分析、ダッシュボードなどの機能に加え、データ統合機能を備えたのが特徴だ。

 データ統合機能は、Microsoft SQL Server/IBM DB2/Oracle/Ingresなどの多様なデータベースからデータを抽出し、リアルタイムに1つのターゲットソースに統合できる機能。元のソースシステムへ変更が加わった際、BIレポートへの影響を確認することも可能で、BI環境での変更を管理できるようになる。これにより、信頼できるデータ基盤を提供し、正確な情報をタイムリーに配信することが可能になるという。

 BOCSプロフェッショナルの価格は、490万円(税別)/5クライアントアクセスから。すでにスタンダード版を利用している企業では、スタンダード版との差額でアップグレードが可能だ。販売は同社の販売代理店経由となる。

 日本ビジネスオブジェクツでは、「中堅企業を対象に、導入が簡単で価格がリーズナブルな BIソリューションを今後も積極的に提供していく」としている。

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