動画つき! モバイルPCからモバイルワークステーションまでドドっと登場!!
ワイドディスプレー採用のタブレットPCも登場――日本HP、ビジネスノート4機種を発売
2007年07月19日 11時00分更新
日本ヒューレット・パッカード(株)は19日、コンパチブル型タブレットPCや17インチワイドディスプレー採用のモバイルワークステーションなど、ビジネス向けノートパソコン4機種を発表した。全機種“Centrino Pro”対応となっている。
同社販売代理店では本日から販売を開始したが、同社オンライン直販サイト“HP Directplusオンラインストア”や“HP Directplusコールセンター”“HP Directpartner”では7月下旬から順次発売となる。
日本HPより発売日変更の情報が届いたため、追加掲載しました。(7月19日)
新機種共通の特徴として、“HP Dura Key”(デュラキー)と呼ばれる特殊コーティングを施し、従来の50倍以上の耐久性を実現した。これによりキー印字がはがれるのを防止できるという。また、ヒンジ直下のインジケーターはタッチセンサーになっており、軽く指を触れるだけで音量調整や無線LANオン/オフなどの操作が可能となっている。同社によると、ボタンではなくタッチセンサーを採用することで、故障率が低くなるという。
液晶バックライトには“Illumi-Lite”(イルミナイト)と呼ばれる白色LEDを採用。従来の蛍光管に比べて25%軽量化され、バッテリー駆動時間も10%延長でき、さらに寿命は5倍以上になっているという。
セキュリティーユーティリティー“HP ProtectTools”ではドライブ全体の暗号化が可能になったほか、ユーザーまたはグループごとにストレージデバイスへのアクセス権を設定できるようになった。また、OSにWindows Vistaを採用するモデルに関しては、OSが完全に起動していない状態でもOutlookのメールやスケジュール、電話帳などのデータを表示できる“QuickLook”という機能を利用できる。このQuickLookはVistaの“直接アプリケーション起動”機能を利用する。
そのほか、オプションとして、シールなどを使用せずにディスプレーにはめ込むことが可能な“純正プライバシーフィルター”を用意(2710pを除く)。視野角が狭まり、のぞき見を防止できる。
タブレットコンパチブルPC
HP Compaq 2710p
HP Compaq 2710pは、12.1インチワイド(1280×800ドット)のタッチパネルディスプレーを搭載するタブレットコンパチブル型タブレットPC。従来機の『HP Compaq tc4400 Tablet PC』と比較して、2710pでは新たにワイドディスプレーを採用、本体カラーが従来のブラックからシルバーになるなど、外観も大きく変更された。
ラインナップは、メモリーやHDDなどのスペック、およびOSの違い(Vista BusinessとXP Tablet PC Edition 2005)で3モデルを用意している。CPUは共通で、超低電圧版Core 2 Duo U7500-1.06GHzを採用する。OSにWindows Vista Businessを採用する『U7500/12W/1024/80/N/o/VB』のスペックは以下の通り。
- HP Compaq 2710p(U7500/12W/1024/80/N/o/VB)
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CPU:Core 2 Duo U7500-1.06GHz|メモリー:DDR2-533 1GB(最大4GB)|グラフィックス:X3100(Intel GM965 Expressチップセット内蔵)|HDD:80GB|光ドライブ:オプション|ディスプレー:12.1インチワイド 1280×800ドット
無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 2.0|カードスロット:SDメモリーカードスロット×1、Expressカードスロット54×1|インターフェースUSB 2.0×2ポート、IEEE1394×1、アナログRGB、モデム、Ethernetポート、音声入出力
Windows Vista Business
直販価格:26万2500円
なお、HP Compaq 2710pは暗い所でキーボードを照らす“HP Night Light”など、面白いギミックが搭載されているが、それらは以下の動画で確認してほしい。