ガートナー ジャパン(株)は17日、世界21ヵ国の企業のIT投資に関する調査をまとめ、国別のIT投資マインドランキングとして公開した。総合ランキングの1位に躍り出たのはインド。一方で日本は最下位となった。今回の調査結果は、IT投資の増加率や、IT予算の対年商比率など7つの指標を元に格付けられているため、インフラなどが整備され、合理的なIT投資のフェーズに移行しているIT先進国の順位は相対的に下になる。
とはいえ、IT投資に対する意欲が減退したとしても、この先の5年間も日本がIT分野の先進国であり続けることができるのか、と将来を危惧する言葉もこのレポートの中で示されている。