ヤフーは広告媒体としても1位
それではインターネット広告市場全体で、ヤフーの位置付けはどうなっているのだろうか? ネットレイティングス(株)の調べによると、ヤフーは2006年度に最も広告売り上げが多かった企業だという。
電通によると、2006年度のインターネット広告費の国内総額は3630億円。対してヤフーの年間広告売上は892億円だ。これも単純な比較はできないが、ヤフーは広告費ベースで、約2割強のシェアーを持っていると推測できる。
アドインプレッションベース(広告の表示回数)で見ても、2007年3月のインプレッション数※は289億で全体の54%を占めていている。ちなみに2位はmixiで59億、3位がNIKKEI NETで14億だ(ネットレイティングス調べ)。
業界1位のポータルサイトとして有名なヤフーは、広告媒体としても1位であったことがおわかりいただけただろうか?
※ネットレイティングスでは、150×150ピクセル相当以上のバナー広告を集計の対象にしている。また自社広告はカウントしていない。