本日22日、インテル“Core 2シリーズ”としては初の価格改定が実施、同時に新型のCPU「Core 2 Duo E6320」「Core 2 Duo E6420」「Core 2 Duo E4400」の3モデルが発売開始となっている。
シリーズ初の価格改定となった“Core 2シリーズ”。秋葉原では前日21日から価格改定を想定した販売価格が一部ショップで掲示されたが、もともと人気の“Core 2シリーズ”だけに大変な人気となっている。もっとも本格的な流通は、本日22日から。ほとんどのショップで改定後の価格で“Core 2シリーズ”が購入可能となっている。
なお、具体的な価格を見てみると、クアッドコアモデルとなる「Core 2 Quad Q6600」が約3万5000円ほど値下げの約7万円に、デュアルコアモデルの「Core 2 Duo E6700」が約2万1000円ほど値下げの約4万2000~4万4000円に、「Core 2 Duo E6600」が約8000円ほど値下げの約3万~3万1000円などといった具合。詳細な価格は次ページの表を参照していただきたい。
また今回初登場となった「Core 2 Duo E6320」「Core 2 Duo E6420」「Core 2 Duo E4400」。スペックはそれぞれ、「Core 2 Duo E6320」がFSB1066MHz/クロック1.86GHz/L2 4MB、「Core 2 Duo E6420」がFSB1066MHz/クロック2.13GHz/L2 4MB、「Core 2 Duo E4400」がFSB800MHz/クロック2GHz/L2 2MBというもの。
注目は、今までL2キャッシュが2MBだった「Core 2 Duo E6300」の上位モデルとなる「Core 2 Duo E6320」あたりだろうか。L2キャッシュは倍の4MBとなりながら、販売価格は「Core 2 Duo E6300」とほぼ同じ。オーバークロック向けのCPUとしてもおもしろい存在となりそうだ。
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