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ITテクノロジーとアートが融合する無料の展示スペース

ICCの“Open Space 2007”を一足先に覗いてみた

2007年04月18日 21時40分更新

文● 編集部 橋本 優

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東京・西新宿のNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で、19日よりコミュニケーション展示スペース“Open Space 2007”が一般公開される。会期は2008年3月9日までで入場は無料。今回、一般公開に先駆けてプレス向け内覧会が行なわれたので、一足先に会場を覗いてみた。

ICCは日本の電話事業100周年を記念して、1997年に設立された文化施設。今年で開館10周年を迎える今回は、ICCの活動を振り返る“ICCクロノジー”という特別展示場も併設されている(6月24日まで)。過去のポスターなどが展示される。

併設されている“ICCクロノジー”ではICCの過去のポスターが展示されている
併設されている“ICCクロノジー”ではICCの過去のポスターが展示されている

そのICCの一部を利用し、1年を通じてアート作品などを展示するのが“Open Space”というイベント。2006年度からの展示が今年の3月11日に終了し、作品を入れ替えて“Open Space 2007”として一般公開される。以下、主な展示物を一足お先に写真で紹介する。

モジュローブ

“モジュール”と呼ばれる3DCG部品を組み合わせて、仮想生物としての動く3Dモデルを作ることができる“モジュローブ”
“モジュール”と呼ばれる3DCG部品を組み合わせて、仮想生物としての動く3Dモデルを作ることができる“モジュローブ”
手前の巨大コントローラで視点を変えたりモデルを変更したりできる
手前の巨大コントローラで視点を変えたりモデルを変更したりできる

テーブルスケープ・プラス

テーブルスケープ・プラスその1 テーブルスケープ・プラスその2
卓上映像シアター“テーブルスケープ・プラス”。テーブル上の小さな“スクリーン”に人のキャラクターが投射されており、位置を変えることでそのキャラクターの動きが変化したり、異なるスクリーン上に移動したりする

スルー・ザ・ルッキング・グラス

鏡に映る自分自身とホッケーゲームができる“スルー・ザ・ルッキング・グラス”。テーブルがスクリーンになっており、そこに映し出されるパック(写真中ほどのオレンジの丸)をマレット(左下)で打ち返す
鏡に映る自分自身とホッケーゲームができる“スルー・ザ・ルッキング・グラス”。テーブルがスクリーンになっており、そこに映し出されるパック(写真中ほどのオレンジの丸)をマレット(左下)で打ち返す

Sharelog

Sharelogその1 Sharelogその2
SuicaやPASOMOをかざすことで、自分の鉄道乗車履歴を地図上に表示できる“Sharelog”

ゲイナーカイダン

階段を上り下りする際に1歩踏み出すごとに音が出る“ゲイナーカイダン”
階段を上り下りする際に1歩踏み出すごとに音が出る“ゲイナーカイダン”。“Gainer(ゲイナー)”というプログラマブル・デバイスキットを用いた展示物

ジャグラー

ジャグラーその1 ジャグラーその2
円筒形のフレームに人物型のフレームモデルと、受話器やミルクといったモデルが複数固定されている。静止した状態だとそれだけ(左)だが、円筒フレームが回転し、さらにフラッシュライトが組み合わさることで、人物フレームが受話器などをジャグリングしているように見える(右)

個人的な感想を言えば、“IT系テクノロジー”を期待するとやや物足りない気もするが、デザイナーの観点から“アート”として眺めると感慨深いものがある。筆者が美術系デザイン学校の出身だからかもしれないが、アートの新たな表現方法の可能性についていろいろ考えさせられる。新しいアートの形に興味のある方は、足を運んでみてはいかがだろうか。

なお、ICCでは今月21日と22日の両日、開館10周年の記念セッションとして、特別シンポジウム“メディア×アートの創造と未来”を開催する。内容は、メディアテクノロジーおよびアートを牽引する、アーティストや大学教授などのパネルディスカッション。定員は300名(当日先着順)で、入場は無料となっている。

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