(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は2日、自分の携帯電話機にかけてきた相手への着信時の呼び出し音として、音楽などを聞かせられるサービス“メロディコール”の契約者数が、3月29日に全国で1000万契約を超えたと発表した。
メロディコールのサービスは、2003年9月に開始され、その後1年10ヵ月で500万件を突破(関連記事)、3年半で今回の1000万件突破となった。当初は、NTTドコモの携帯電話間でのみ対応だったが、その後、KDDI(株)のau携帯電話機と相互で聞くことが可能になった。auにも同等のサービス“EZ待ちうた”があり、こちらは3月26日に100万契約を突破している(関連記事)。
お詫びと訂正:記事掲載当初、ソフトバンクモバイル(株)の携帯電話機、KDDI、NTT東西の固定電話からの着信に対応しているとの記載がありましたが、正しくはこれらの電話からの着信には対応しておりません。該当部分を修正するとともにお詫び申し上げます。(2007年4月3日)
同時にメロディコールのコースの変更も発表された。現在、メロディコールは“ベーシックコース”(月額105円)と“エンジョイコース”(月額210円)を提供しているが、エンジョイコースの新規受け付けを5月31日で終了し、ベーシックコースのみとする。現在、エンジョイコースを契約しているユーザーは、5月31日以降もそのままサービスが受けられる。同社はエンジョイコースの新規受け付けを終了する理由として「エンジョイコースで提供している楽曲のほとんどを、現在ではベーシックコースでも利用できるようになったため」としている。