ビジネスインテリジェンス大手の日本ビジネスオブジェクツは、NECラーニングと認定トレーニングコースの提供について業務提携を行なうと発表した。NECラーニングはビジネスオブジェクツとトレーニング認定校の契約を締結し、年間20回の講座を実施する予定だ。
認定トレーナーによるトレーニングを年20回実施
今回の提携によりNECラーニングは、新たに日本ビジネスオブジェクツの認定トレーニングコースを開設する。NECラーニングは従来からビジネスオブジェクツ製品のトレーニングコースを独自に開発・展開してきたが、今後はビジネスオブジェクツ認定トレーナーによる講座を始める。
日本ビジネスオブジェクツがNECラーニングに提供する内容は、世界各国で実施されているトレーニングコースのコンテンツおよびトレーニングノウハウ。BIの製品導入から効果的な活用のための知識習得を目的に、エンドユーザー向けからシステム管理者向けまでの各種コースを用意する。今後、NECラーニングはビジネスオブジェクツの技術認定プログラム「Business Objects Certified Professional」(BOCP)の前提コースも含め、最新のビジネスオブジェクツ製品に対応したコースをラインナップする計画だ。
ビジネスオブジェクツは今回の提携ついて「中堅企業向けの新製品を提供開始するなど市場の拡大を図っており、それに伴う教育体制の拡大・強化の一貫」と説明。両社では「提携によりさらに多くの方にビジネスオブジェクツの技術教育の機会を提供する」としている。
NECラーニングによる認定トレーニングコースは、年間20回の実施を予定。両社のWebサイト上から申し込みが可能。