毎分7200回転の垂直磁気記録方式で容量は250GB
富士通、3.0GbpsのSATAに対応した2.5インチHDD“MHW2 BJ”を発売
2007年03月06日 17時05分更新
富士通(株)は6日、シリアルATA 3.0Gb/sインターフェースを採用した2.5インチHDD“MHW2 BJ”シリーズの販売を5月末に開始すると発表した。垂直磁気記録方式を採用し、回転数は毎分7200回転で、ハイパフォーマンスノートパソコンや薄型デスクトップパソコン向けの製品。ラインアップは、容量が160GBの『MHW2160BJ』、120GBの『MHW2120BJ』、80GBの『MHW2080BJ』で、価格は個別見積もり。
“MHW2 BJ”は、2.5インチHDDでは世界初というシリアルATAの3.0Gb/sに対応したのが特徴。回転数は毎分7200回転で、データ転送速度は最大300MB。平均シーク時間は読み出しが10.5ミリ秒、書き込みが毎秒12.5ミリ秒。垂直磁気記録方式により最上位機種の容量は160GB。動作音をアイドル時2.5ベルズに低減するとともに、消費電力も読み出し/書き込み時で2.3W(1.5Gb/sでは2.1W、スタンバイ時0.13W、アイドル時0.80W)に低減したという。電源は5V。本体サイズは幅70×奥行き100×高さ9.5mm、重量は116g以下。耐衝撃性能は、動作時300G(2ミリ秒)、非動作時900G(1ミリ秒)。